乳がんなど、女性特有の病気は婦人病と呼ばれています。乳がん以外だと、更年期障害や、骨粗しょう症、子宮内膜症などがそれにあたります。で、乳がんは、特に最近増えていて、女性のがんでの死亡原因のトップは乳がんなんです。
乳がんは、実は早期発見がしやすいがんだといわれていて、しかも、早期発見できれば完治する可能性が大変高いがんなんです。でも、亡くなる方が増えている、ということは、やっぱり早期発見が難しかったのか、もしくは早期発見できていても、病院にいくのが遅れてしまったのか。どちらにしても、ちょっとした知識があって、ちょっと気をつけていれば避けられていたかもしれない、ということで大変不幸なことだと思うんですよ。
もちろん、自分でやるのには限界があるかもしれません。見た目の変化も、本当に乳がんによるものなのか、自信がもてないということはありそうですよね。そんなときに、乳がんの早期発見のために、大変心強い機器があるんです。それがマンモグラフィー(マンモグラフィ、と表記されることもあります)です。

マンモグラフィーとは、乳房や乳腺専用のレントゲン機器です。

欧米では、マンモグラフィー検診の受診率が7割もあって、そのおかげで乳がんの早期発見につながり、結果として死亡率が低下したということが言われています。乳がんの早期発見をするためには、まずは目視が一番手です。自分でも出来ますから。乳房を見てみて、変なところはないか、というチェックを定期的にするだけで、乳がんの早期発見に相当つながります。ただ、ほんとならそういう変なところが外に現れる前に発見するのが一番なんですよね。そのときにはマンモグラフィーなんです。マンモグラフィーなら、ほんの少しの変化でも見逃しません。これは、他の乳がんを検査する機械の中でもダントツだといっていいと思います。

ただ、まだ日本での受診率は大変低いんです。これは、マンモグラフィーを導入している病院が少ないということもあるんですが、受診する側にマンモグラフィーに対する知識がないために、受診しない患者さんが多いということでもあるんですね。なので、特に40歳を超えた女性の方は、年に一回くらいマンモグラフィー検査を行うと、大変安心出来ると思います。人間ドックを受けるときには、マンモグラフィーも一緒に受診してみましょう!
乳がん、絶対に絶対に絶対に女性だけの病気なのか、といわれると、そこまで言われると違うかも…、って感じなのです。つまり、ものすごく珍しいのですが、男性も乳がんになる場合はあります。なので男性も乳がん検査が必要なのかなぁ、というと、やっぱりマンモグラフィーを私もやるべきなんでしょうかねぇ…。難しい時代になりました。
西武優勝!って、何で昨日のことをいまさら?というと、昨日の時点ではテレビで試合を見ていなかったからなんです。西武ファンなんですよ、実は。大学のときに、西武の試合を見に行くだけのサークルを立ち上げたくらいで。でも、今はなかなか球場には行けないし、悲しいかなテレビでもあまり見られないので、せっかく日本シリーズは中継があるから見られるものは見たいんですよ。だから、録画しておいて、優勝した!とのうれしい雑音は諸所から聞こえつつも、聞こえないふりをし、どきどきしながら試合を見ました。選手の皆さん、本当にご苦労さまでした。ファンの皆さん、本当におめでとうございました。ファンじゃない皆さん、それでも西武のバーゲンには行きます、よね?

さて、先日のトリビアで、医者は麻酔科以外はどの診療科を標榜してもよい、というのをやってましたね。見てない方のために説明しますと、麻酔科を標榜するためには麻酔科標榜医(そのままですね)という資格を取らないといけないんですが、それ以外の、例えば外科や内科などは、どの診療科でも、そしてどれだけ名乗ってもいいんです。これは厚生労働省によってきちんと定められてるんですよ。

なので、極端な話をすると、診療所を一人のお医者さん(仮にやまださん)がやってたとします。その診療所の名前は、「やまだ眼科内科外科産婦人科形成外科整形外科耳鼻いんこう科クリニック」なんてしても、もちろんいいんです。この病院にかかる側からしたら、意味が分からないんで、患者が寄り付かなさそうですけど。

昨日、美容整形外科は実は形成外科という部類に入る、ということ話をさせてもらいました。ということは、美容整形外科って、正式に書くとしたら、形成外科、もしくは美容外科、ってなると思うんですよ。だから、仮に形成外科とかではなく他の単語で書くとしたら、美容形成外科、のほうが、美容整形外科よりはよかった気がするんですよね。意味的に。って、検索したら、美容形成外科のほうが美容整形外科よりも検索結果が多いですね。個人的に意外。
ここで、ネーミングセンスのある人なら、もっとかっこいい診療科の名前を考えてつけちゃうってのもありなのかなぁ、というと、実はそうでもなさそうなんです。

標榜できる診療科の名前は、38に決められています(医療法第70条、医療法施行令第5条の11)。

実は、標榜してよいとされている38個の診療科の名前の中に、美容形成外科、美容整形外科、というのは入ってないんです。じゃあ○○美容整形外科、というところは違反なの!?というと、必ずしもそうじゃないんですよね。○○美容整形外科、というのはあくまでも名前で、標榜している診療科には、形成外科、とか、美容外科(これは標榜してよいことになっています)、と書いてあるはずです。リンクは張りませんけど、ぜひ確認してみましょう。

でも、それでもやっぱりあまり聞かないような診療科の名前を標榜しているところもあるんですよね。心身医療科もそのひとつでしょう。心と体の医療?という感じですが、つまりこれは病気などが原因で、心身にストレスなどで問題を負った方をケアする診療科、ということなんですね。違う意味で標榜しているところもあるかもしれませんが。
診療科の名前も、社会の要望や、医療の進歩によってフレキシブルに対応していかないといけない、ということなんでしょうね。決してかっこよさを追求して名前を変えたい!なーんてことじゃない、はずです。よね?
コンビニでお酒を売っているところって、便利ですよね。私だけかな。
コンビニには、雑誌の立ち読みなどに行くので、使用頻度は一日一回程度なのですが、そこでお酒が売っていると、ついついビールとか買っちゃうんですよ。おつまみとかも一緒に。これが最寄の駅から家までの帰路にあるコンビニだったりすると、もっと買う頻度が増えちゃうんです。って、別に毎日飲んでる言い訳がこれってわけじゃないんですけどね。

あとコンビニで売ってたら便利だなぁ、と思うのは、栄養補給をするドリンク剤でした。もちろん、今はコンビニでもドリンク剤は売ってるんですよ。2000年に販売が始まったんですが、特にそれは買ってないんです。だって、ドリンク剤というよりは清涼飲料水にちょっとドリンク剤の要素が入りましたって感じのものが大半で、大のユンケル(の一番安いやつ)ユーザーにしたら、物足りないラインナップなんです。なぜ売られないの?という問題点はひとえに、ユンケルが医薬品だからです。コンビニで売られているのは医薬部外品だけだったんですが、ようやく光明が見えてきました。

『コンビニ薬』少量、手軽に

コンビニで薬を売ろう!という動きは数年前からあって、いろんな問題点やらごたごたやらでいつ始まるんだろうなぁ、と思っていたんですが、とりあえずはこんなところで落ち着いたようです。まぁ、今後の展開に期待!というところですが、実はコンタクトの装着液は便利かもー、なんてことも思ってます。
なぜこんなところにしか落ち着けなかったのかというと、コンビニで医薬品を売る際に、薬剤師さんを通さないからです。薬剤師さんは、医薬品に関するプロフェッショナルで、当然薬局には一人以上薬剤師さんは常駐しています。そういう人がコンビニにいないから、売るときに副作用とかが説明できなくて、危ないじゃないか、ってところが本線なんですが、でも、薬局で副作用などの薬の説明って受けますか?私なんかは、これこれという風邪薬ください、と頼んで、お金を渡して、それで終わりってだけな記憶しかないんですけど。

百歩譲って、確かに副作用があるから医薬品を売るのは危ないよね、って言う立場に立ってみても、ユンケル(に代表されるドリンク剤)くらいは許してくれないんですかねぇ。いっそのこと医薬部外品にしてくれてもいいので、売ってくれたら便利だなーと思っている今日この頃です。

【追記】
ユンケルでも医薬部外品って、ありましたね。わすれてました。それはコンビニでも売ってます。買ったことないですけど。医薬部外品のユンケルの一番高いものって、医薬品のユンケルの一番安いやつより高かったですよね?あれって効くのかなぁ。
今回はプロバイオティクスの続きの内容のような感じです。

トクホって、最近だとテレビでもスーパーでも見かけたりする単語ですよね。
トクホってのは略称で、特定保健用食品、というのが正式名称なんですが、それだけじゃ内容はよくわかんないなぁって感じじゃないですか?

トクホ(特定保健用食品)とは、厚生労働大臣の認可を受けた、その効果や安全性が科学的に証明された健康増進効果の高い食品のことです。

プロバイオティクスの食品もこれに含まれてるものがあるんですが、平成16年8月20日現在、トクホに認定されている食品は430を超えています。数も多くなってきてますから、スーパーなどの売り場でもすっかり定着している感がありますよね。なんとなく、トクホなんだぁ、と思って、買う気のない商品にも手が伸びちゃったり。なにげにそそられるワードですよね。

トクホは、栄養改善法第12条第1項に規定されている特別用途食品の一つで、平成3年に制度化されています。その内容は、その食品を摂取することで健康増進に結び付けられるもの、また、その食品の有効性、安全性などが医学的にちゃんと立証されているもの、などといった項目をしっかりとクリアーした食品に対し、厚生労働大臣が許認可を与えているというものです。医学的にちゃんと立証されている、ということを、Evidenced Based Medicine(EBMと略すことが多いです。日本語では、根拠に基づいた医療、というはず)と表現するのですが、最近の医療はこのEBMがかなり声高に叫ばれてますね。

ちゃんとその食品を摂取することで、なんらかの効果があることが認められたうえで許認可が与えられているので、「高血圧が気になる方に」とか、そういうことが書けるのも大きな特徴なんですよ。もちろん、今もトクホ以外にはこういったことは書けませんし。
あとは、民間療法などのなかで、結構怪しげな健康食品も多くなってきたので、それと明確な違いを見せ付ける意味もあるんでしょうね。なんてったって国のお墨付きですから。

トクホは、まず健康食品のマーケティング的に重要なワードなんですよね。もちろん厚生労働大臣のお墨付き、という後ろ盾があってこそなんですが、トクホって知名度もあるから、お、健康によさそうなものなんだ、って分かりやすいですもんね。ただ、今後どんどん増えることが容易に予想されるので、増えすぎちゃったらスペシャル感が薄れちゃうんでしょうねぇ。そしたらまた違う、そそられるワード作りが始まるんでしょうか。…こういうときに私は全くアイデアが思いつかないんですよねー。ほんと、そういう才能がほしかった。
プロバイオティクスって、最近CMでもよく見かけますよね。
なんとなく体によさそうな言葉だなぁ、と思いつつ、そういえばこの言葉の意味ってどういうことなんだろう?って思いませんでしたか?かく言う私も、乳酸菌と何が違うんだろう、と思ってたんです。だって、乳酸菌という言葉も使われてて、その上でプロバイオティクスがどうとかって話になってる印象でしたから。

プロバイオティクスとは、食品などから摂取することで、生きたまま腸に到達し、腸内フローラのバランスを整えることで、整腸作用や、免疫機能を高める効果などをもたらし、体によい影響を与える良性細菌のことです。

だから、例えば乳酸菌でも、生きたまま腸に届かないものはプロバイオティクスじゃないんですね。とはいえ、乳酸菌は基本的に生きたまま腸に届いて体によい効果を生むので、乳酸菌=プロバイオティクス、としても、基本的には意味は間違っていなさそうです。

ここで、腸内フローラって何だ?って話になるんですが、腸内フローラというのは、小腸から大腸にかけて、さまざまな腸内細菌がお花畑のようにびっしりと群れていることを言います。…お花畑ってのが、ネーミングセンスを問われるところなんでしょうけど、こういうのを研究している人には、お花畑にしか見えないんでしょうね。腸内細菌への愛が感じられます。

その腸内細菌のお花畑のバランスを整えると何がいいかというと、整腸作用と免疫機能を高める、ということですが、整腸作用ってよく聞きますよね。整腸作用というのは、便秘や下痢を解消したり、腸内の悪性細菌が作り出す有害物質を抑える働きのことを言います。有害物質というと、一番有名なのは発がん性物質でしょう。それを抑えちゃおうって言うんですから、プロバイオティクス君も、できるやつですね。

免疫機能というのは、有害なものから体を守ろうとする機能のことを言います。かぜなどの原因菌を体内に入れさせないのは、免疫機能の一つですね。ほかには、体内にがん細胞を発生させないようにするのも、免疫機能の一つです。このように、たまには過剰に反応しちゃうこともありますが、免疫機能が正常に働いていることは、病気になりにくい、ということなんですね。

プロバイオティクスの効果は以上のような感じなのですが、一番大事なのは、プロバイオティクスは保健機能を高めるもの、ということでしょうか。保健機能というのは、体の調子を維持することなので、体の調子が悪くなったときにプロバイオティクスを大量に摂取したらいいか、というとそうではなく(それはそれで悪くないんでしょうけど)、体の調子が悪くならないようにプロバイオティクスを摂取しよう、ということなんですね。

なるほど、分かりました。私も今日から気をつけて、プロバイオティクスを取るようにします。プロバイオティクスは、ヨーグルトのほかに、味噌やキムチなんかにも含まれているようです。よーし、今日のビールのおつまみはキムチだな、こりゃビールが進みそう、って、それでは保健機能の意味はないじゃない!おあとがよろしいようで…。
医療関係の仕事をしている割には、そういえばこの言葉ってよく意味知らないなぁ、なんてなことが多い今日この頃です。
なので、話題の用語を解説したり、トピックスを解説してくれたりしてくれてるところがあると助かるなぁ、なんて思ってたのですが、どうもしっくりくるところがないので、自分ではじめようと思っちゃいました。
自分の興味にしたがっていろいろとやってみようと思っております。

【追記】
もし内容に不備や間違い、勘違いと思われるもの、誤字脱字などがございましたらぜひご一報ください。感謝しつつ全力で訂正します。あと、これって何?とか、これを説明しろよおら、とか、そういうこともどんどんお知らせください。感謝しつつ全力で書いたり調べたりそれでも分からなかったらあきらめたりします。