民間療法といわれる分野において
施術行為を療術といったりセラピーといったり
各先生方のイメージで使い方がかわります。
そんなことをぜんぶひっくるめて
勝手に私の考察で書いています。
治療行為を意識した施術行う場合において
相似性の利用方法についてです。
これは反射区といわれる
痛みやコリ、緊張がある部分は脳を介して
別の部分に症状があるので
その部分をほぐすと
痛みや不調を感じている部分が緩和されるというものです。
この行為に似っているのですが
もっとわかりやす感覚です。
骨格の似たもの
骨の形状に似たもの
筋肉のつき方がにたもの
骨格と周辺筋肉の総合的な形状が似ている
これらの関係にある2つの箇所は
似た症状をおこすもので
イメージして超やさしくふれると
筋肉が弛緩(ゆるんでいる状態)
筋膜の緊張がなくなり
筋肉、関節がゆるんできます。
そして
ここでお伝えしたいのは
体の情報は
お顔に集約されているということです。
つまり
お顔の特定の部分を
やさしくなでる、刺激させると
体の主な個所の筋肉を
ピンポイントで弛緩させることができます。
まさしく
さとう式リンパケアの基本は
お顔の「口腔」をゆるめ広げることからスタートします。
基本のリンパケアだけでも
体全体の緊張が緩和され
リラックスした状態にしていくことも可能となります。
相似性を体験したい方へ
1)足首、アキレス腱が固まっている!
お顔の中で「アキレス腱」に似た形状しているところは
「鼻筋」 まず鼻柱を左右に動かし緩め同側、右なら右の鼻筋を
超やさしく3回なでる
「さー足首を回してみて、伸ばしてみて、つま先たちしてみて」
2)ふくらはぎが・・・ふとももが・・・・
お顔の顎の形状そのものが、なんとなく足に似ています。
なので
顎先から顎の真ん中までをふくらはぎ
真ん中から下顎角、えらまでがふともも
超やさしくつまんで、顎の骨からはがすように動かします。
3回程度、一回々、指を離して連続でおこなわないこと。
「さーふくらはぎをさわってみよう!」
あっ、触る前に事前に硬さなど筋肉の状況をチェックしておいて。
もちろん、腕、おなか、肩甲骨、腰などもあります。
面白いところでは
足の指の動きをよくする方法もあります。
私が教えている「MRT技術」の前段階で
取り入れると
効率的に短時間でより効果の高いものが得られます。