最近1週間に1度は訪問するご利用者宅の
行き帰りに通るお宅の庭に大木があり
「ギョッ」とするくらい目を引く「実」がなっています。
通るたびに気になって気になってしかたありませんでした。
遠目でみて自分なりに考えて「あの大きな木と大きな葉っぱはタイサンボクかな?」
等と考えていました。
が!!とうとうチャンス到来。
ご利用者宅からの帰りにそこを通った時、家の主と思われる女性が道路を掃き掃除していました。
我慢できずに
「すみません。この木はタイサンボクですか?」と声をかけてしまいました。
そうしたら、とても親切にやさしく色々教えてくれました。
この木はホオノキでした、朴の木です。
すぐに食べ物と結びつけてしまう私は「朴葉味噌のホオですね!」と言ってしまいましたが、その通りだそうです。
このお宅でもこんなにたくさんの実が育つのは珍しいそうで、
これがもう少し熟すと最後に地面に落ちて、なかから黒い種がごろごろ出て来るそうです。
硬い幹は昔は男物の下駄の材料にしたそうだ、とも教えてくれました。
写真もどうぞ撮ってくださいといって下さり「あの辺の距離から望遠にして撮った方がいい」とアドバイスまで。
あちらこちらのお宅に行くからこそ見つけられる楽しい事との出会いはごほうびです。