十日戎「商売繁盛で笹もってこい」 | I♡ MY LIVE

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今このときを、楽しんで生きる

関西では1月9日から3日間、えべっさんの日。

1月10日が十日戎で、前日の9日と11日の3日間
商売繁盛を願って参拝します。
 
 

有名なのは
大阪の今宮戎と、兵庫の西宮戎。
西宮戎は「福男」がTVで中継されるので、ご存知の方が多いと思います。
一番乗りの参拝を目指して境内を走る、10日の早朝の開門神事。
今年は走らず歩いて参拝だったようですね。
 
大阪ミナミの繁華街に「戎橋筋商店街」がありますが
「戎橋」は、今宮戎への参詣の道筋に架けられたのが
その名の由来だそうです。
 
えべっさんとは七福神の「恵比寿」ですが
今宮戎と西宮戎、同じ「えべっさん」ですが
今宮戎は事代主神(ことしろぬしのかみ)
西宮神社は蛭子大神(ひるこのおおかみ)
と、ご祭神が違います。
 
 
子供の頃は、家族で今宮戎にお参りしてましたが、もみくちゃになるので苦痛でしたが
「商売繁盛で笹持って来い♪」
と境内に流れるえびす囃子を聞くと、なんだかワクワクしてきて
子供心にご利益ありそうな気がしたものです。
 
 
えべっさんの福笹
竹のもつ清浄さや繁殖力。
そして常に青々とした葉をつける笹は
命の蘇りと、生成発展の象徴。
 
 
 
福笹につけていただく「吉兆(きっちょう)」は「小宝」と呼ばれ
 
◎あわびのし
◎銭叺(ぜにかます)/銭を入れる、わらむしろの袋
◎銭袋(ぜにぶくろ)/銭を入れる、袋革、麻、木綿製の袋
◎末広 結婚式のような祝い事の場で、黒留袖の帯に挿してある扇子
◎小判
◎丁銀/主に商取引用として室町時代後期から明治維新まで流通した銀貨
◎大福帳/江戸時代の商家で使われていた金銭出納帳
◎烏帽子(えぼし)
◎臼
◎打ち出の小槌
◎米俵
◎鯛
 
などを一まとめにしたもので
野の幸・山の幸・海の幸を象徴していまるそうです。
 
 
えべっさんの縁起物は
福笹だけじゃなく、熊手や宝船など色々あります。
 
 

 
今宮戎では、今年(2022年)は分散参拝を1月12日~16日(9時~17時)を実施し
福笹の授与が延長されるそうですよ。
 
西宮戎では、1月12日〜2月28日(9時~17時)の期間中
縁起物の授与があるそうです。