ホームラン!ホームラン!やっぱり長嶋茂雄はすごい!ファンの期待を裏切りません!(実況)
後楽園球場では興奮したアナウンサーが大きな声で叫んでいました。
後楽園球場はファンの歓声に包まれています。
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長嶋茂雄は平成に生まれた子どもたちも知っているほど国民的なプロのスポーツ選手です。
しかし、ファンの期待を裏切らないというのは、本当でしょうか?
というのも、長嶋茂雄の現役時代の通算打率3割5分。10回中3回はヒットかホームラン。10回中7回は三振したり、アウトになったりしています。つまり、いかに長嶋茂雄だとしても、打てない方が確率的には多いのです。
それでも実況や多くのファンは長嶋茂雄が期待を裏切らないと言っているのは、三振やアウトに注目しているのではなく、割合的には少ないヒットやホームランの方に注目しているからです。
なので、長嶋茂雄が打席で空振り三振をしてベンチに戻ってきた時に、「ヒットをもっと打て!」「ホームランをもっと打て!」とは誰も言いません。
しかし、勉強の世界では、10回中10回打つような、10割を打つような高すぎる期待をかけられてそれをプレッシャーに感じている子どもたちがいます。
走るのが苦手な子に対して、100mを9秒台で走れ!と言っているようなこともあります。
あなたならできるはずと、高すぎる期待をかけられて、伸び悩んでいる生徒たちを見てきました。
期待は適切なところに置いてあげることも教育の役割だと思います。
期待はなくても、ありすぎても良くない。バランスが大事です。
例えば、定期テストの数学のテストが30点の生徒にいきなり80点、90点を目標にさせません。
次は50点、次は60点、次は70点…という風に適切なところで期待をかけてあげることが大切です。
親の期待が高すぎると、テストの点数が低かった時に、ショックを受けてしまいます。
子どもはがんばったのに、親が認めてくれない!というギャップも生まれてしまいます。
高すぎる期待は、むしろ子どもの可能性を潰してしまう危険性があります。
長嶋茂雄も毎打席ヒットやホームランを求められていたら潰れていたかもしれません。
10回中7回は失敗しても、ファンやベンチは許してくれていたからこそ、長嶋茂雄は国民的なプロのスポーツ選手にいられたのではないでしょうか。
もちろん野球と勉強が全く同じというわけではありませんが、生徒たちには適切なところで期待をかけて指導していきます。



