マツダ5/プレマシーが公開されました


以前からマツダのショーカーではエクステリアデザインに気流の流れをグラフィカルに表現していましたが・・・


量産車のマツダ5/プレマシーの造形にも筋のようなプレスラインが入っています


クルマ全体のボリューム・プロポーションはそれなりにまとまっていますが、筋の様なキャラクターは写真を観る限り、非常に異質な印象を受けます


フロントフェンダーからBキャラクターを跨いでリアスライドレール下端までSの字を描いて、ハイライトをひろっています


Bキャラクターの下部に2本筋 が入り、とてもビジーに見えます


これは、やるべきではなかった処理


グラフィックに頼る非常に古い手法 



BMWなどもサイドキャラはつまんだ様な造形をしていますが、あれはキャラ下のドア断面のボリュームもかせげる、意図された造形手法


マツダはビアンテ という車種もある意味チャレンジな処理をしていますが、変わっていれば良いという

単純な発想にとれます


刺激を与えるスタイリングは、デザイナーは満足なのでしょうが・・・


この手のヘッドランプからサイドウィンドウに融合されたスケッチは昔から描かれていたものですが、一過性になる可能性が高い



マツダは個人的に好感が持てるメーカーだけに、スタイリングに思想が感じられず残念です