国東半島2カ所で16日夜、初春の火祭り「修正鬼会(しゅじょうおにえ)」があった。いずれも国重要無形民俗文化財。
天念寺(豊後高田市長岩屋)では、参拝客の前で僧侶が交代で下駄を踏み鳴らし、ユーモラスな舞で笑いを誘った。男衆が松明(たいまつ)で床をたたいて作った道から、赤鬼と黒鬼が登場。松明と剣を手に雄たけびをあげ、暴れ回った。参拝客は火の粉を浴びながら逃げ惑った。
岩戸寺(国東市国東町)では、五穀豊穣(ほうじょう)や国家安穏を願う読経の後、僧侶演じる災払(さいはらい)鬼と鎮(しずめ)鬼が登場。参拝客の脇で松明を振りかざし、柱をたたいて火の粉を飛び散らせた。境内を飛び出した鬼は集落の家々を回り、厄払いした。
出典:毎日新聞