泰澄大師生誕の地に建立されたといわれる福井市三十八社町の泰澄寺で11日、護摩祈とう会が開かれた。住民らは赤々と燃え上がる炎に手を合わせ、1年の無事を願っていた。
同寺と、地元の麻生津地区住民でつくる泰澄大師奉賛会が毎年この日に実施。地区内外から護摩木5千本以上が集まった。
ほら貝を吹く山伏の先導で、大黒隆典住職(69)ら4人の僧侶が大師堂に入った。護摩壇を囲むように着座すると、一心に般若心経を唱えながら、家内安全などの願いと氏名、住所などが書かれた護摩木を井桁状に組み、燃やしていった。
途中、油が加えられると炎は一層激しさを増した。住民らは般若心経を一緒に唱えるなどしながら見守り、それぞれの願いがかなうよう祈っていた。
出典:福井新聞