実を申さば、糖尿病といえども、
拙者には、ことの深刻さが合い分らず、
薬師が『今すぐ入院されよ!』と言えども・・

拙者は、『しばし猶予をくだされ!』と、
まぁ、ダダをこねたのでござる。
拙者の狼狽もいかばかりであったことか・・

されど、薬師は有無を言わせず、
個室を用意して、即刻 入院のはこびと相成った。

手は、神経障害で麻痺状態、いうことが効かん。
足も、引きずって歩くような見っとも無さ。

その大療養所には、糖尿病を患いし者共が、
思いのほか たくさんおったのじゃが・・

ややっやややっ~~!?
こんなにも糖尿同士がこの世におるとは(驚き)

その者共に尋ねてみたところが、
拙者ほど血糖値の高いものはおらなんだのじゃ!
それがしの食後血糖値は、500に届く凄まじさ。
それで、ことの深刻さに気付かされたのでござった。

かくなれば、もう《まな板の鯉》でござるよ。
『煮ても焼いても如何様にでもせよ・・』ショック!
狼狽は、もののふの恥と知り、
肚をくくり申した次第でござった。

正直に申さば、心の内は、恐怖と絶望で真っ暗闇!ガーン
生きた心地がせなんだ!!

糖尿病との戦が始まったのじゃ。
物語の始まり~、始まり~ (-_-;)

今日のところは、これにて御免