例えば社員が相談に来る時、答えを求めての相談じゃないんじゃないか、と最近になって思えるようになりました。
社員の士気に直接影響するような判断をする場合、自分一人で決めるのではなく周りも十分納得することが必要なのではないか、
そうすれば一時的につらさを伴う判断でもみんな受け入れてくれるんじゃないか、とも思えるようになりました。
一時の感情にまかせて独断で進めるのではなく、「時間をかける」ことが大切なのではないか、と。
今こういうことをやっています。とても困っています。「んじゃこうすればいいだけのことなんじゃないの」ではなく、「そうかそうか、
それは大変だね。ただ、この先にこういう目標があってやってもらってることだから何とか頑張ってよ。何かあれば声かけてくれれば
協力するから」という方がよっぽどいいんじゃないか、と。
あったり前の話なんですが、私は今までこれができていませんでした。何かあった際、とにかく自分を客観的にみるように努力して
います。何にイライラしているのか、何が問題なのか、根源のどこをどのようになおせばこの問題は再発しないのか。
ちょっと聞いてほしいだけ、って時もあるんですよね。みんな薄々気づいてる、ただ、判断を急ぐと混乱したり周りに大きなネガティブ
エフェクトをまき散らすことになることも多々あるんですよね。
せっかちで急いで進めてきたことはたくさんありました。もちろんいい結果につながった時もあるとは思っていますが、今は私自身の
弱点に向き合って会社を次のステップに進められるよう努力しているつもりです。仕事をしていた「つもり」、何となくPCを触っていた、
そういう時間を減らして短時間でも集中する。考えていたふりをしていた施策をゼロベースで見直す。間違いを認める。
結果を出す立場にあることを改めて自覚して、この週末にしっかりと立て直せるよう準備します。