今年もあの日が来ました。18年前の今日、新卒入社1年目だった私は当時東京の下北沢で一人暮らしをしていました。

あの日は家に帰って21時過ぎにテレビを見ていたところ、映画のような光景がニュースで放送されはじめたのを覚えています。

 

スマホもなかった当時、ガラケーのメールで「ちょっと、すごいことになってんだけど、、」というやりとりを家族かだれかとしたのを覚えています。ただ、当時の私はアメリカの会社に勤めてはいたもののアメリカとの接点はほとんどといってなく、特段知り合いもいなかったこともありまさに海の向こうで起きた出来事、という感じでした。行ったこともないアメリカ、ニューヨークのワールドトレードセンタービルがこんなことになったんだ、というある一定距離をおいた感じでみていたというか。

 

18年後の今日、地元紙の福井新聞には9.11の記事はひとつも見当たりませんでした。週の半分近くいないことも結構あり、日経新聞を取ることをやめてしまったので他紙は分かりません。ただ、あれだけの事件があのニューヨークで起きたにも関わらず記事にもならないというのは怖いというか寂しいというか、日本で起きた天災は何年たっても風化させないようにというのを感じますが、、

 

あの後2002年の春頃、海外出張で初めてアメリカに行くことができました。シリコンバレーにあった本社へ行き、同行のお客様とナパバレーだのおいしいレストランだの、いろんなところに連れて行ってもらいました。ナパバレーに行く前日、あろうことか私は痛飲し相当な失態をかましてしまいました。強烈な二日酔いに見舞われた翌日、車を何度も止めていただき多くの方にご迷惑をおかけしてしまいました。この場を借りて謝っても意味がないですが、すいませんでした、、

 

結局2003年12月で会社をやめ、2004年6月からサンディエゴに住むことになり、以後今日まで「アメリカ」とのやりとりはほぼ毎日しています。中学生の頃から英語が大好きで、小さな田舎で育ち大人になったら外に出たいということを実現するためのツールが私にとって英語だったのかも知れません。

 

大してうまくも話せませんし、聞き取りもわからない時は本当にわからない、書く英語も決して誇れるレベルではありませんが英語は今でも好きです。なんかこう、スカっとしますね!うまくいった時は。

 

今日は18年前に思いをめぐらせ、自分なりに時間の経過を振り返りたいと思います。