この詩について

 

今回訳す Taylor Swiftの詩 "The Trick to Holding On" は、2018年1月号のBritish Vogueで発表されたものです。

 

この詩では、過去を忘れるのではなく手放すこと、過去から立ち直ることの重要性について書かれています。また、これはreputationリリース期に書かれた詩で、reputationのアルバムのまとめ的内容の詩でもあります。

Taylorはこの他にも、"Why She Disappeared" "If You're Anything Like Me" という詩を出しています。

 

 

 

 

 

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Let go of the ones who hurt you

あなたを傷つけた人を手放しなさい

Let go of the ones you outgrow

関心がなくなった人を手放しなさい

Let go of the words they hurl your way

あなたがドアを出たとき、

as you’re walking out the door

人々が浴びせた軽蔑の言葉を手放しなさい

The only thing cut and dry

この迷路庭園のような人生の中で

In this hedge-maze life

単純なものとは一つしかなくて、

Is the fact that their words will cut

それは人々の言葉は心を傷つけるという事実

but your tears will dry

でもあなたの涙は乾いていく

(= 時間が経つことで傷つかなくなり、涙も出なくなる)

 

 

They don’t tell you this when you are young

若いときにはこのことは教えてもらえない

You can’t hold on to everything

すべてを手放さないことなんてできない

Can’t show up for everyone

全員のために顔を出すことはできない

(= 呼ばれてもすぐ駆けつくことはできない)

You pick your poison

毒を選ぶか

Or your cure

治療薬を選ぶかの2択

Phone numbers you know by heart

暗記している電話番号と

And the ones you don’t answer any more

もう出ることはない電話番号

 

 

Hold on to the faint recognition in

その輝かしい網にあなたが捕らえられるとき、

the eye of a stranger

知らない人の目に眠るその

As it catches you in its lustrous net

かすかな認識を手放さないこと

How quickly we become intertwined

なんという速さで私たちは結びつくのだろう

How wonderful it is to forget

忘れるとはなんて素晴らしいことなのだろう

All the times your intuition failed you

過去何回も直感が間違っていたときも

But it hasn’t killed you yet

そのせいで死ぬことはなかった

Hold on to childlike whims and moonlight

無邪気な思いつきと

swims and your blazing self-respect

月光浴、燃えたぎる自尊心を手放さないこと

 

 

And if you drive the roads of this town

この街の道を運転すると、

Ones you’ve gone down so many times before

今まで何回も運転した道で

Flashback to all the times

人生に幅寄せされそうになった過去が

Life nearly ran you off the road

フラッシュバックしてくる

But tonight your hand is steady

でも今夜あなたの手はしっかりしている

Suddenly you’ll know

突然あなたは気づく

The trick to holding on

手放さないようにする秘訣とは

Was all that letting go

すべてを手放すことだったんだと

 

 

 

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!