先週末の土曜日に私たちが通う教会で久々にタマラーダ(tamalada)がありましたー!!!!

タマラーダというのはみんなでタマル(tamal)を作る会、ってことです。

ちなみにパジャマパーティーはスペイン語のパジャマ=ピジャマからピジャマーダとか呼ばれます。

つまり大々的にあるものをしようというときは「ーーーーダ」というような言い回しを使います。

みんなでといっても実際は腕自慢な教会員が中心になって作りますです。

ってなわけでコスタリカ料理の腕自慢であるわけが無い私は不参加でした。


残りの人は・・・・・・・買うのに協力します。

というのはタマラーダは基本的に資金集めとしていろいろな団体が良く行う方法だったりするからです。

タマルというのはコスタリカでは、とうもろこしの粉で作ったちまきで中に肉とか野菜とか豆とかを巻き込みます。

メキシコではちまきならぬタマルの皮はとうもろこしの皮を使用することが多いようですが、コスタリカではバナナの葉です。普通はクリスマスシーズンに食べる習慣があったりします。でも年中見かけますが、クリスマス前後には必ず作る又は買う家が多いかなあ。

前の日から仕込んでおかないといけない材料がいくつかあったりするので一般家庭で作られるのは、普通はクリスマス前だけかと。その時期でも、こんな田舎でも既に買う家のほうが多い気がします。

とうもろこしの粉、といっても実際は前日からトウモロコシの実を水に浸して挽くところからやるのが普通だったりするので・・・・・粉じゃないかも。市販の粉で簡単にやる家もありますが、コスタリカ人はタマルにはコメントせずにはいられないので、確実に食べた人に「これ、粉だね」とかいわれてるに違いません。


さてさて、こうして読んでもイメージがわかない?

そうでしょうとも。というわけで、早速、今回のタマラーダのタマル大公開です。

たべかけですみません。向こう側が少し食べられてます。これが今回買った我が家の最後のタマル。

5ピーニャ買って3つは我が家で2つは義父母宅におすそ分けです。

コスタリカ日記-タマル2


具はいろいろですが、今回はにんじん、豚肉、コリアンダーの葉、赤ピーマン、そしてオレンジに炊かれたご飯ってな感じでした。これ以外にもジャガイモやグリンピースなんかをいれる家もあります。

タマルは材料を全てバナナの皮で包んだ後に、鍋に湯を沸騰しさせ1時間ほどぐつぐつゆでるのですが、このときに葉っぱが開いてしまわないように巻き終わりを内側にして2個一組で糸で縛ります。2個セットで1ピーニャという言い方をします。

買うときは「何ピーニャください」ってな頼み方をします。

ピーニャときくとスペイン語が少しわかる方は「あれ?」と思うかもしれませんが、そうですスペイン語のパイナップルと同じ単語です。多分、ずばり皮の模様がぴったりくっつきあってるパイナップルが語源です。

というわけで1ピーニャはこんな感じ。


コスタリカ日記-タマル1


バナナの葉の折込側を内側にしてゆでてる間に開かないようにします。

ちなみに味はとうもろこしの粉で作ったちまきってかんじで、私は結構好きです。

感動する味じゃあありませんが、軽い一人昼食とかには具に肉も野菜も色々入っていてこれ一つでOKってな感じが良かったりします。

でも昼食になどというのは、昼を軽く食べる日本人が言うこと・・・・・・・・。実際には朝食か午後のコーヒータイムにコーヒーと一緒に食します。

えっ!!コーヒーと???!!!

そうなんです・・・・・・・・・・・。

コスタリカでもこの辺りは、コーヒー受けにはパンとかタマルとかユカイモのフライのバターがけとかしょっぱ系の味付けのもが一般的だったりします。コーヒーは砂糖たっぷりのめちゃ甘が普通なのに・・・・・舌がおかしくならないんでしょうか?とか思う私です。

ちなみにケーキをコーヒー受けなどというのはかなり邪道です!!!

私はコーヒーはブラックなので甘ーいケーキなんて素敵、とか思うのですがこれは邪道らしいです。

ちなみにこの辺りでは「ケーキにはコーラ!」だったりします。

ケーキだけでも高カロリーなのにコーラをあわせる恐るべしコスタリカ人達です。サンホセ辺りだとどうなんでしょうか????

というのも、義姉の誕生日に彼氏が大きなケーキを贈ってくれて、丁度コーヒーの時間にお邪魔した私に義姉が「彼って変なのよ。コーヒーでケーキを食べるのよ!!!」と私に嬉々として報告してくれたのですねえ。

ちなみに彼氏はサンホセの人です。

というわけで、そのとき私は「え?ケーキのときコーヒーって飲まないの?」と返答し、義姉に「えーーーー??!」とか言われてしまいました。


そうそう、ちなみにだんなの実家ではピザを頼むときの飲み物はコーラに決まっています。

こちらのピザはアメリカンタイプで結構重いので私はピザならおなかに優しく水がいいなあ、とか思うのですが、これも不思議。

ちなみに普段の食事のときはコスタリカの平均的家庭らしくジュースです。

これも砂糖めいっぱい入れてますよ。果物から自分でジューサーで作るのが面倒くさい人のために市販の粉末ジュースも豊富です。

旦那の実家はこの粉末ジュースとナチュラルジュース(といっても水で割って砂糖を入れていて100%じゃないです)の割合が半々。でも必ずこれで食事時に水など飲みませんっ。

という、書いていても健康に対する知識がむちゃくちゃな気がするこの辺りのコスタリカ人達。

スポンサーの関係なのか、バラエティー番組で健康的な食事に対する注意をするときに肉や野菜、油の量やlightといわれる製品たちや人口甘味料を進める話はものすごくするのに「食事と一緒にジュースはよくない!」という栄養士さんは未だTVに登場しません。栄養士なら当然わかるだろうと思うのに。

私なんかは、「何はともわれまずはジュースをやめればかなり糖分摂取量が減り健康になるだろう」などと思うんのだが。粉末ジュースの会社がスポンサーなんでだろうな、と想像してみたりする私です。


さて、明日は七夕です。というわけで笹は手に入らないけれどネットでみつけた「折り紙で作る七夕飾り」を、本日雨降る午後に息子と作りました。

これですっ

コスタリカ日記-たなばた


ちなみに息子の短冊は「パパにボールを取られないようになりたい」。

この間の日曜日に広場でパパとサッカーをしていてことごとくボールを取られたのが未だに悔しいらしいわが息子。かなり負けず嫌いです。でも努力も嫌いです・・・・・・・・あちゃあ・・・・・それじゃあ駄目じゃないか。

雨季の午後には、なかなかよいアクティビティでした。

もっとも夜も曇りか雨の可能性大なので天の川はみれないかなあ、とも思うけど。

ちなみに首都圏で育った私は、実は本物の星が一杯の天の川をみたのは小学生も高学年になっていった山のキャンプででした。始めてみたとき「あれっ、天の川って本当に河みたいにみえるんだー」などと思った典型的な都会っ子だった私。でも初めてちゃんとみた星一杯の天の川、今でも思い出すぐらい感動して見ました。

今の日本の都会の子も本物の天の川をみれるのかな、なんて思ったりします。

ところで、書いていてコスタリカで天の川を見た覚えが無いことに気づきました。星は一杯見えるのに・・・あれー、なんでだろう?


聖書から( 136編 9節)

夜をつかさどる月と星を造った方に感謝せよ。慈しみはとこしえに


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