鼻の穴からフランスパン٩(˘◊˘)۶

鼻の穴からフランスパン٩(˘◊˘)۶

高校生の日常を交えたクワガタの日記(゚∀゚)

当ブログはオタク高校生による( ゚∀゚)σ
昆虫飼育と日常生活を日々ぼやいてます


クワガタはノコ系、特にギラファ好き(゚∀゚ )ケタケタ


採集は主に関東、どうぞ皆さんアメンバーしてください。
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アメブロがまだ生きていることに感動を覚えた.なぜならヤフーブログが先日終了してしまったからだ.

このご時世,ツイッターやらYoutubeやら情報発信の場は驚くほどの多様性を獲得し,目まぐるしい変化の上で大衆は踊らされている.このブログを開設した当時はまだ中学生であった.大して賢いわけでもないのに,何にでもなれる全能感を感じていた.いや,頭がよくないからこそ楽観できたのだろう.

 

あの時から今まで,漠然と昆虫学者になりたいと思って生きてきた.漠然さの傀儡として,日々それになる為にはどう生きるべきかを選択してきた.サイエンスをやる原動力は疑問に思うことである.なぜあの鳥は空を舞い,なぜあの虫は特徴的なダンスを踊り,なぜカエルは歌を歌い,なぜ目の前の彼女は涙を流しているのか.そのような問をティンバーゲン的に考えることで漠然たる昆虫学者に近づいていった.

 

しかし,肝心な問を見落としていた.そもそも「なぜ私は昆虫学者になりたいのか?」である.職業として何が最適かを考えるときに重要なのはモノでなく動作である.何を扱うモノなのかではなく,そのモノをどのように扱う仕事であるかが大事だ.焼き肉を食べるのが好きな人に焼き肉屋のバイトを紹介するのは最適だろうか?私ならグルメリポーターでも勧めようか.夢をより分解して分解して分解して...割り切れない状態に残った深層心理を元に目標へと再構築する,気づいたからには私自身にも問わなければならなかった.

 

私は私を正しく見えているのか?鏡に映る私,あなたの瞳に移る私は私たるか?否,私が思う私は私以外に観測できない.ジョハリの窓を私のフレームに当てはめると,何と混濁したことか.この濁りは私自身が今まで感じてきた「Whyを知りたい」という動機そのものに対する問いかけが足りていないことに帰する.眠れぬほどに考えた,私はどういうときに幸せを感じ,何に対して興奮し,どのように死へ向かいたいのか.

 

結果,やはり私は学者であった.昆虫を弄るのが好きならばペットショップの店員でも良いわけだ.しかし,悪戯に昆虫を触る少年はとうの昔に死んでいた.今の私は,例えば生き物を手に取り,「なぜこのような形に?」「なぜ?」「なぜ?」「知りたい!」という力強い感情に動かされていることがわかった.ただ生き物を飼育したり,標本を並べることから作業以上の価値を受け取れなくなっている自分がいた.決して飼育や採集を否定するわけではないので悪しからず.あくまで私がこうだっただけの話だ.

 

「原始的衝動」という言葉が好きだ.究極に分解されたポジティブもネガティブもここに落ち着く.原始的衝動は遺伝子の発現であり,遺伝子の発現は化学現象の連続だ.私たちは所詮連続した化学現象に過ぎない.私がカブトムシに強い興味を抱いたのもまた自然の道理なのである.やはり受け入れて生きていきたいし,そもそも抗えるものでもないのだ.

 

つぎに考えたのが,昆虫をどう見るか?である.学問領域は広い,基礎から応用,中身を見るか行動を見るか群衆を見るか.どのスケールで彼らを観察するかを問うた.突き詰めると個体や集団,群衆の動態に興味を持つ自分がいた.単純に知る,やってみる機会がそう決めさせたようにも思う.分子も興味があったが,やはりカブトムシの細胞よりカブトムシで見たいのである.ただし,拡張された表現型として世界を見たいので,個体レベルで見ようとてやはり枝分かれの上流にある分子レベルの話は捨てきれないだろう.〇〇学という観点からでなく,総合した知見を組み合わせて解釈を述べる中で老いていきたい.

 

なーんて最近チャリをこぐ真冬の夜に思う訳ですわ,どうもAK83です.

もう見てる人なんていないか...今はTwitterが主流ですよね.あれからというものの,即売会に売り子として参加したり,某最難関にチャレンジして見事玉砕したり,失敗続きの人生を歩んでいます.(実際は都度高次のレベルに喧嘩を売ってボコボコにされてるだけで先には進んでいますが...).今はエンスージアストでもマニアでもなく,職業として彼らと対話を続けたいと思っています.外因性遠回りもありあしたが結局全然ブレなかったです.このご時世ですから,私のこのアホな主体性も適応的なんじゃないですかね?不安定な世の中ですし.

 

時たまyoutubeで昔トリビアの泉でやってた虫バトルやら,素人のヘラヘラ羽化動画やらを見ると「原始的衝動」に心臓がいじめられるんです.やっぱり何だかワクワクしちゃうな~と.ワクワクが偶然何かを運んでくることもあるので無駄にはならんですね.はい.

 

もう年末ですか.私は各地を転々と渡り歩くスナフキンが如くをプレイ中であります.最近かなり冷え込むので,どうか風邪をひかれぬようご自愛くださいませ.

 

おわり

 

P.S. ハッシュタグってなんぞ

皆さま(どれほど未だにブログを続けておられる方がいるか分かりませんが。)

ご無沙汰しております、AK83です。

 

早いもので前回投稿からおよそ一年、もうすぐ大学3年生になります。

大学では2年になり下級生を仲間に迎え新しい分野の講義受け過ごしてまいりました。

 

遂に本命であった昆虫学の講義を受けることが出来たのですが、これが非常に面白い。

昆虫の体の構造にはじまり、彼らの利用や防除など、ひとつ昆虫といっても更に細分化され専門に特化されている。

 

その中でも私は微生物を用いた害虫防除に興味を持ちました。

Bacillus thuringiensis という菌類なのですが、昆虫体内に入り結果死に至らしめる恐ろしいものです。ある条件で活性を持ち人類には今のところ害を出しません。今のところ...()

 

 

 

話変わりまして、昆虫飼育は現在も続けています。ギラファノコギリクワガタから外産カナブン、爬虫類はヒョウモントカゲモドキ、後は外産ゴキブリ....笑。なんだか多種多様になってまいりました。生き物ってやっぱ面白いですねぇ。これからも付き合っていく趣味になるような気がします。

 

 

ご覧いただいた皆様、

大変冷え込む時期ですので、しっかり暖を取り、春まで生き延びましょう....!

ご無沙汰しております。AK83です。
前記事投稿後、無事大学へ入学し濃い毎日を過ごしております。はやいものでもうすぐ大学二年生、お酒が飲める歳になってしまいます。

最近思うに、ブログという形、ツイッターという形、発言の重みが違いますね。ツイッターはまさに呟きそのもの、口頭会話としての性質が強く受け取り手への配慮が欠けてしましがち。。。それに比べ吟味し発言するまでに余裕のある日記方式は非常に落ち着いて意見を述べることができる、そう思っております。

生き物の飼育は続けております。前ほど勢いにのせたことはしておりませんが楽しいものです。大学生活とは中々財布の紐が緩くなるもので、サークルやら飲み会をはじめ、服や書籍の購入など多岐にわたりお金がかかる、、、でもそれが今の楽しみ...勉強はうまく力まず流れるようにやっています。農学を受講しているだけあって昆虫というより農業そのものへの関心が強まりました。無理に一つに囚われず、多くを知ることが将来の多様性へとつながると思い努めて参ります。

この体調を崩しやすい季節、どうか皆様、ご自愛くださいませ。