去年の今日、丁度パキスタンのフンザに行っていました。


パキスタンの首都イスラマバードから丸2日間車に乗り続けて、

人生最大の車酔いにおちいった旅ガーン


思い出すだけで、気持ちが悪くなってくる・・・

それでも写真はこんなに美しい。

ちとせからすやまのたびびと


ちとせからすやまのたびびと


ちとせからすやまのたびびと



ちとせからすやまのたびびと


ちとせからすやまのたびびと


ちとせからすやまのたびびと


ちとせからすやまのたびびと



ちとせからすやまのたびびと

 
ちとせからすやまのたびびと

最後の写真は、
フンザ唯一(ではないかもしれないけど)の
日本人宿「カリマバード イン」。
旅に持っていった本をすべて読み終えてしまったので、
本をトレードさせてもらいにお邪魔しました。

そこでオーナーが、
宿泊客のリストを見せてくれたんだけど、
なんと元同期の男の子の名前を発見!

彼は、会社を辞めて世界一周旅行に出かけて、
中国からクンジュラブ峠を越え、
カラコルムハイウェイを通ってフンザに入り、
そしてパキスタンから次の国へ渡って行ったんだそうな。

なんで彼の行方を知っているかというと、
私のフンザ旅行の約半年後の11月に
彼とグアテマラで再開することになるからです。

地球って本当に、大きくて小さい!

サバンナの 象のうんこよ聞いてくれ だるいせつない こわいさみしい




約4年間、一緒に働いてきた後輩が退職することになった。

次の仕事が急遽決定したらしく、もう2週間後にはいなくなってしまう。


彼と私は比較的仲が良く、私も最近まで転職を考えていたから、

転職するならどんな仕事かとか、今後を踏まえた上での給料とか結婚とか、そういう話をしたことがあった。


だから彼がうちの会社で

ずっと働くつもりはないことを知ってはいたけれど、

まさかこんなに早く退職するとは思っていなかったし、

本人から直接言われたのではなく、

上司の発表で知らされたことがショックだった。

(転職の場合は、立場上、事前に人に言えないのも分かる)


彼は、私に欠けている冷静沈着な判断能力を持っていて、

仕事が早く、チームの皆から頼りにされていた。


内面も、クールだけれどもユーモラスで、

感情に揺さぶられている私を、沈めてくれたこともあった。


そんな彼が会社からいなくなってしまうのは、さみしい。

これが会社の摂理だと分かっていても、悲しい。


だけれども、彼には新しい仕事が待っていて、

未来は希望に溢れている。

そんな人に向かって、悲しいとかさみしいとか辞めないでとか

先輩としてやっぱり言えないなと思う。



だから歌人・穂村弘さんのこの歌。

サバンナの 象のうんこよ聞いてくれ だるいせつない こわいさみしい



悲しい話をすることで相手が悲しくなるのは嫌だ。

「大丈夫だよ」とか「会社ってそういうものだよ」なんて言葉はいらない。

だから、サバンナの象のうんこくらい、

どうでもよくて、

揺るがない大きなものに、

私の悲しい気持ちを受け止めてもらいたい思う。



会社に残るという選択は、時として悲しくてつらい。

あと何回、象のうんこを思って別れを偲ぶのだろうか。

教育のおはなし。



今日、日比谷のスターバックスに入ったら、

レジを担当してくれたのが新人さんだった。

オーダーの取り方も会計もたどたどしくて

緊張しているのが伝わってくる。


新人さんの隣には、

教育係とおぼしきスタッフが立っているのがわかる。

でも私は怖くて、教育係のスタッフの顔を見ることができない。

新人さんは私に、テイクアウトか否か聞くのを忘れたから、

教育係はきっと眉間にしわを寄せた厳しい顔をしているのだろう。



もう8年前、

私はスターバックスでバイトをし、たったの1ケ月で辞めている。

しかも、ある日突然、無断欠勤という最低の辞め方で。

辞めた理由は、スターバックスで働き始めてから

「自分はコーヒーがそれほど好きではない」と気付いたのと、

一緒に働いていた社員が怖かったからだ。


ある日、私は若い女性社員に呼び出され

「仕事が遅い、要領が悪い」と一時間近く説教をされた。

彼女は「次回、あなたが片付けをするときに全部時間を計るから。○○分で私が言った仕事ができているか、逐一チェックするから。」と言った。


要領が悪く、慎重でミスをして叱られるのを恐れるタイプの私は、

悲しくて悔しくて、次からもうバイトに行けなくなってしまった。


社会人になってからも、

説教をされたり、お客さんに怒られたり、

悲しくて悔しいことなんて山のようにあったけど、

会社を辞めなかったのは、

根底に「旅行」に対する愛があったからだろう。


私はコーヒーに対して愛は持てなかった。

だから私は、自分の好きなものを仕事にすることは

とても大事だと思うのだ。



そんなことを思い出しながら苦い顔をして、

だけど、ふと顔をあげ

新人さんの隣に立っている教育係のスタッフを見たら、

お母さんみたいに優しく微笑んでいる年上の女性だった。


私は、ああ良かった、とほっとした。

私もこの人に仕事を教えてもらいたかった。


そして、あらためて教育ってこういうものだって思った。


厳しく責めて相手にプレッシャーを与えると、

その人の魅力や持ち味を引き出すことはできない。


相手がのびのび、楽しんで仕事をできるようにして、

ミスや誰かに迷惑がかかりそうになったら、

そこで初めて軌道修正をしてあげれば良い。

赤の他人を、自分の考える型にはめようとしても、きっと上手くいかないものだ。


相手の成長を待ちながら見守る、

という根気のいる行為は、まるで「お母さん」みたいだと思う。




日比谷スターバックスの

キャラメルマキアートとチェリーパイは美味しくて、

私はやっぱりスターバックスが好きになった。