そんなわけで、今年度のカーリング教室が始まった。

 

私が申し込んだのは、初心者さんもOKの水曜日平日コース。

到着して驚いた。

 

申込者2名。

 

まじか。

今まであんなにいっぱいいた水曜日の仲間たちはどうしたのだ。みんな他の曜日に流れたのか。それともコロナの影響でまだお教室どころの気分ではないのか。そして偶然にもその私以外の申し込み者、知り合いだった(笑)昔、長男の習い事でご一緒してたMちゃんのママ、Yさん。Mちゃんが今はフィギュアをやっていて、ママさんが付き添いでリンクに来ていらっしゃるのは知っていた。昨年、何度かお会いして「私はカーリングなのよー、楽しいよー」という会話はしていた。そのYさんが、昨年末に初めて体験をして、カーリングに目覚めたらしい。知り合いがいて嬉しい。メチャ嬉しい。

 

今日が二度目、というYさんに合わせて、基礎の基礎から教わるが、それは私としても願ったり叶ったり。私はとにかく基礎を固めたいのだ。基礎をがっちり身につけたい、話はそれからだ!という気分なのだ。

 

で。

最初はハックを使わずにシートを横切る形で、ブラシを横にしてすいーってやるあれ。

 

やってみて驚いた。姿勢が前ほどきつくない。

今まで、いつも「手が届かないよぅ」と思ってた。ストーン分の高さがないと苦しいよぅと思っていた。身長が低い分、手が短くってしんどいのかと思っていた。お腹がつっかえていたのか、股関節が硬かったのか、いずれにせよ、筋トレの効果が出たに違いない。氷の上に乗れない4ヶ月も無意味じゃなかった。そしてあれだ。手が短いせいじゃなかった。手が短いせいじゃなかったんだ。

 

ガチ初心者で今日が二度目というYさんがとって上手なので、練習はサクサク進む。次はストーンを2個持っての練習をしてから、実際にロングでハウスに向かって石を投げる練習。

 

骨盤の位置や角度、重心の移動のコツなど細かく細かく見てもらう。メチャ楽しい。自分の身体がちゃんと思ったように動いているのがわかるし、ダメだった時、何がダメだったのか自分でわかる。先生がいてくれて、何がダメだったかの答え合わせがその場で出来て、自分の実感が間違ってなかったと確認できた時の喜びがすごい。やっぱ水曜日のコースにして正解だった。私に必要なのはこれだった。

 

今日注意された内容

・ハックに入った時、膝が逃げてるので正面に

・右手の位置が中心に寄りすぎて窮屈そうなのでもう少し(小指一本分くらい)外側でもいい

・しっぽがついてる辺りを板で押される感じに骨盤を保つ

・蹴った瞬間、足のどの筋肉に力が入ってるか意識する(腿裏をもうちょっとちゃんと使う)

・ぷーんって感覚を大事にする(しっぽからのぷーん)

 

お教室の開催がお休みで自主練ばっかしていた期間、これでいいのかいつも不安だったけど、その成果はちゃんと出ていた。私は先生の言ってることの意味がちゃんとわかるし、それを自分の身体でどう再現したらいいかわかる。筋力もないない思っていたけど、先生に「筋力がないからこうなっちゃうんですかね?」って聞いた時に「葵さんは筋力あると思う。ない人よりはある」と言っていただけた。ない人よりはあるってどんな位置だ?禅問答か?とか思わないでもないけれども、いずれにしても私は筋力がない人のグループはもう卒業したということだ。筋力がない人よりはあるグループに入ったということだ。私は筋力がある人になったから、もう筋力がないとかそんな言い訳はできないぞと心を引き締めて本日の練習は終了。二時間びっちり投げ込んで、汗だくだくで足ガクガク。来週も水曜日で申し込んで帰宅。