映画「新聞記者」を観る。


東京新聞の記者である望月衣塑子さんの同名著書が原作。


森友学園問題や、フリージャーナリストの伊藤詩織さんの事件などにフィクションの体でかなり踏み込んだ映画だと思う。


松坂桃李の目や表情がだんだん死んでいくような演技(特にラストシーン)が見事だった。


女性記者の役が韓国の女優、シム・ウンギョンさんで彼女の表情も素晴らしかったのだけど、この映画のメインの役として片言の新聞記者である必然性が感じられなくて、違和感を拭えなかった。