すずめの戸締まり新海誠監督の新作「すずめの戸締まり」を観る。ティザーさえも見ず、前評判も敢えてあまり見ずに来たけれど、映画館まで来て良かった。映像も音楽も。「君の名は」の世界観とも通じるような、此岸と彼岸、この世とあの世、常なるものと常ならざるもの、生と死についてが描かれている作品だと思った。思いがけないタイミングで「ルージュの伝言」がかかったのもとても良かった。最後、エンドロールが流れてくるまで、声優陣のひとりに深津絵里さんがいることに全く気づかず嬉しい驚きだった。