今日は大学の友達と久しぶりに会ってきました。


一人は地元に帰って社会人、もう一人は交換留学から帰って復学した大学生。


そのどちらでもなく、狭間にいるようでいないような、そんな私。


まずはお帰りと久しぶり、元気だった?の嵐。


久しぶりの友達の顔と声、会えなかった時間はあっという間に縮まって、まるで大学時代のあの頃に戻ったかのよう。


たった数ヶ月で人は懐かしくもなれるものなのだなぁ。


ほんとに久しぶりに女の子らしい一日を過ごしました。


ガールズトークに始まりガールズトークに終わる、おいしいものを食べながら、かわいい服をみながら。


女子力なんて言葉をよく耳にしますが、自分の女子力の低下っぷり、しかもそれに気付いてすらいなかったことがおそろしい。


だって、日常生活において異性と関わるシチュエーションがまずないものな・・・。


梅雨明けて、一気に力を取り戻した太陽の夏独特の刺すようなギラギラに身を貫かれているような感覚がむしろ自分には心地よく、


一人っきりでいたい、人と関わりたくない、という自分と、一人じゃ生きてゆけない、一人はさみしい、という相反する自分と、

その狭間で揺れる熱はまるでアスファルトに立ち込める逃げ水のよう。


振り回され、揺さぶられ、身を擦り減らすどうしようもない自分と、

それでも最後に自分を動かしたのは自分の意思であり、誰の責任でもないはずだと諭すような自分と、


責任転換して、逃れて安全地帯で高見の見物をしたい姑息な自分と、


もう嫌というほどに対峙してきたはずだけど、


やっぱり何も学べなくて、変われなくて、迷惑もかけるし、随分自分も消耗してしまう。


こんな馬鹿を繰り返して、他人からも、自分からも、自分の価値を更に低めて。


梅雨みたいにじめじめとまとわりつく鬱陶しさの続く日々の中、まるで今日の天気みたいにすこんと抜けるような青空広がるひと時だった。



それぞれが、それぞれの場所で、それぞれの人生を生き、奇跡みたいな必然か偶然かによってある一点でこうして巡りあって今がある。


少し大人びた顔つきになった横顔がとても眩しく、言われなれたはずの頑張れの一言になぜか私の涙腺は緩んでいる。