ふと、「♪元気ですか~君は今も~」というメロディが脳裏をよぎって、
ついつい聴き入ってしまった懐かしい『19 / あの紙ヒコーキ くもり空わって 』。
多分中学生の頃に流行った歌じゃなかったかな。
よっぽど思い入れある歌じゃないと、なかなか覚えていない私ですが、
なぜかこの曲は↑イントロとかサビとか、ちょこちょこと覚えている。
”いつかこのくもり空わって 虹をかけるよ”という歌詞がなんだかとても切なくてタイトルにしちゃったほど。
そう、もう戻れないんですね、あの頃には。
川上さんのブログ 経由で知った、水木しげるさんの「人は、少年少女時代を生きるために生まれてきた」という言葉に揺さぶられていたところだったので尚更ビビビですよ。
うん、だって私昔と考えてることなんにも変わってないものな。
美しいと思っていたものは美しく、醜いと感じていたものは醜く、たぶん何か変わったとするなら、自分が世界に対峙するスタンスと、「生きていく」ということに対してどのくらい積極的か、ということくらい。
基本的なことは何にも変わっていない。
人は大人になればなるほど、柔軟さを失うように思うから、”柔軟さを失いがちになってしまうんだぞ”と、せめてそのことを覚えていたら、少しは自分が頑なになることへの歯止めになるだろうか。
そうして、やっぱり私は自分が”少女”だった頃の幻影を抱きながら生きていくのだろうなぁ。
しかし、生きていく、という言葉が希薄な今夜でありますよ。
冒頭に話戻れば、わたしの世界において、いつかくもり空わって、その上虹をかけるよ、なんて日は果たして来るのか・・?!待て次回、というよな他人事のスタンスこれ如何に。