僕らの夏の夢


↑「サマーウォーズ」を観て以来、大好きなこの曲を今も聴きながらこの記事を書いています。


なんだか曲と、曲を聴いて思い出す映画の場面の相乗効果でとてもホッとします。



最近、いつ頃からか、とても心の疲れを感じています。


これまでは、明確な原因があって、そのことによって


つらい、悲しい→悩む→生きていくのって苦しいし、しんどい


というようなパターンが多かった気がします。


でも、今なんだか心が疲れているな・・と思うとき、その原因が決して辛いことや悲しいことで気持ちが塞いでいるからというものではなく。(辛いことや悲しいことがないわけではないのですが)


むしろ、最近はふと気付いたら、憑き物がとれたみたいにイライラしないし、変にせかせかもしていない。


負の気持ちに飲み込まれすぎて、がんじがらめにもなっていない。


人にも依存しすぎていない。


夜も以前に比べたらずっと早く寝ているし、遅く寝たとしても朝ちゃんと起きているし。


ごはんもちゃんと考えて食べられているし、なるべく身体を動かすように・・と自分の健康のことさえ考えるようになった。


その一方でテレビでも本でも現実でもなんでも、自分の意思をもって、それをを堂々と言える人や自信のある人がますます苦手で避けてしまっている。(実際、身近にはこういうタイプの人はあんまりいないんですけどね)


変に卑屈になってるわけではないけれど、それはコンプレックスの裏返しだったり、自分に自信がなくて、そういう人の前では自分を否定されるような気持ちになるからかもしれない。


社会に出たらまた違うことがあるかもしれないけど、私は、人生なんて他人に迷惑をかけない範囲であれば、思う存分、自分が快適なように生きていいんじゃないかなと最近特に思っています。


自分を正当化しようとして言うわけではないけど、そう思うから、私が今心がNOサインを出すものに敢えて自分から近づかないことが悪いこととは思っていないのです。


そういうNOサインに立ち向かうことで新しく見つかるものだってもちろんあるかもしれないですけどね。


こんな風にちょっとだけ自分で自分の気持ちのを理解することさえできたりもしているのに・・・




田舎に帰りたくて、家族と一緒にいたくてしょうがない。


広い空がみたい。


人間に整備されすぎない自然の中でいたい。


広くて静かで穏やかで、人が沢山いすぎない場所にいたい。




どうしてこんなに疲れているんだろう。


何もかもが淡白になってしまった感じ。


生きるために必要な執着心が少なくなったというか・・・。(決して死にたいとかそういうことを言っているのではないですよ!)



とにかく、心がとても疲れている・・休みたい・・・と思うんです。


これって何だろうなぁ。


空元気を出すことに更に疲れたり、人混みに、視線の交差に疲れたり、自分独りしかいなくて持て余す時間に疲れたり・・・


東京でしかできない、随分楽しいことだって沢山あったはずなのに、どれも前ほど楽しいとか、ないとやっていけないなんてどうしても思えなくて。


まだまだ自己理解が足りないのでしょうか。


とっても不思議な気持ちです。