敬愛してやまない、クリムトの作品を生で観ることができる日がこんなに早く訪れようとは・・・!


ウィーン世紀末展とある通り、ウィーンで世紀末に活躍した画家の作品がたくさんやってきているわけですが、やっぱりクリムトの技術はプロの中でも卓越しているなぁと感じました。


個性の確立もそうだし、それに伴う技術や、構成力が凄い。


展示全体を通して、緻密な絵が多かったように思うのですが、だからこそ、例えそれが画風であっても、粗い描き方をしている作品がちょっと悪目立ちした印象です。(あくまでも私の中で、ですが)


だけど総じていい作品の多い素晴らしい展示でした。全国を巡回するみたいなので、クリムトの感動をぜひ生で沢山の人に味わってもらいたい限りです。


それから、前回はお客さんのマナーの悪さに泣いた、映画「サマーウォーズ」リベンジしてきました。


今回は抜群にいい環境で観ることができました。


公開してから大分経つのに、映画館前には大きいポスターが夏からそのままに貼られていたし、席も満席だったし、大人がほとんどだったから、私たちみたいに二回目・三回目組が多いのかもなぁと思いました。


とにかく、繰り返し何回観てもいい映画です。


感動ポイントがわかっていても、やっぱり感動してしまう。二人して号泣でした。


映画に出てくる家族が、お盆やお正月の我が家みたいで、その他の家の雰囲気やなんかも似ている部分が多くて、余計に感情移入してしまった。


多分、今自分が必要としていること、そう思わせてほしいこと、大切なことを言ってくれる映画だから、あんな風に純粋な涙が出ちゃうんだろうなぁ。