前回の続きです。
その代表が、お茶やコーヒー、ニンニク、ネギ(ニラはOK)、白ごはん、それかジャガイモ!!
そう、何故かジャガイモなんですよ〜。
特に妊娠前半はジャガイモの匂いが全くダメで我ながら不思議でした。
だって私は子供の時から最初の妊娠まで20年間ほど、ほぼ毎日ポテトチップスをひと袋食べてたし、コロッケだっていつも4個か5個食べていて、本当にジャガイモって大好きだったんですよ。
でも前回紹介したこのシュタイナーの本を読んで、妊娠中にジャガイモが嫌いになる理由が分かりました。
こちらの講演録の中では、妊娠期間中にジャガイモを食べると胎児にどういう影響がある云々のほか、各所で執拗にジャガイモの害が述べられているんです。
とにかくまあ、こんなにジャガイモが悪く言われているのを見たのは初めてです 笑
例えば
・ジャガイモを食べすぎると、頭は本来の思考を奪われます。
・ヨーロッパにジャガイモがもたらされて以来、ヨーロッパでは内的な思考が衰退したのです。
・「近代の唯物論は、ジャガイモを食べすぎた結果だ」ということができます。
・(ジャガイモを食べすぎた両親の子は)一生のあいだ、まるで身体がないかのように、だらだらと生きていくことになります。ジャガイモの影響によって、人生を生きるのに必要な強さを持たないで生まれてくるのです。
・ジャガイモを食べている人は、つねに思考するように刺激されており、思考以外のことはできなくなるのです。そうして、肺と心臓が弱くなります。肺結核は、ジャガイモが食べられるようになって広がったのです。
・・・などなど。
ジャガイモ大好きだった身としては何だか切ないんですが、妙に納得もしてしまいます。
私も、思考人間で結核マヤズム強めですから。。
食べものはどんな栄養素があるとかだけじゃなく、本当はもっとずっと深く精妙に人間の肉体、心、精神に関わっているのに、もしかしたら私たちはあまりにも粗雑な見方しかしていないのかもしれないな・・・と思います。
シュタイナーではこちらも、妊娠中の生活や、古代の食物のことなど書いてあり、とても面白かったですよー。