当時はたいてい凹んでいました。

でも、ある日、さらに凹む出来事がありました。


たまたま、だりだりと食事にいき、
何事もなくお話ししていました。


普段と同じと思っていたけど
どうも、元気がなかったらしい。

ドライブにでも行きますか、ということになりました。


平日で、次の日も仕事だというのに
隣の県まで高速ドライブ。


SAで停まり、仕事上での凹んだ出来事を
つまりつまり話し出し、泣いてしまいました。



だりだりは、よしよししてくれました。

それで終わりかと思ったら、ちゅ~してきたよ!この人は!!


頭の中は阿波踊りの集団が舞い踊る状態でっせ。



でも、なにくわぬ顔をして、
「なにするんですか~、そんなんじゃないでしょ~」
なんて笑ってみる。



折り返すために隣の県のICで降り
らぶほに誘われる。
IC周辺には腐るほどある。
どこでも同じなのね。


「またまたぁ、そんなんじゃないでしょ。帰りましょう」


変に対応して、こんなところで捨てられたくないぞ!!
私の頭の中はそんな考えでいっぱいでしたよ。



こんなところにつけ込んでくるような
男の人ではないと思っていたのに
なんだか、がっかりしてしまったのでした。

書きましたけど、当時私には彼氏がいました。

ただ、中距離恋愛になってしまい、
お互いに社会人を始めたばかりで
月に一度くらいしか会えませんでした。


自分が苦しいことをなかなか言えませんでした。

それまで毎日顔を合わせていたのに
いきなり会えなくなってしまったので
せめて、会っているときは楽しい話をしたかったのです。

電話でも、核心は話せず。


私に彼氏がいることは、社内中みんなが知っていました。

当然、だりだりとの会話にも彼氏の話はでてきます。


食事につれていってもらったついでに、
まだ、街に不慣れな私のために
いろいろなところへつれていってもらいました。


海や夜景のきれいな山や港。

なんにも話さずにぼぉ~っと景色を眺めていることもよくありました。
当時私は、まともな食事を摂らなくなりました。

それまでも一人暮らしで自炊していたのですが
お腹が空かず、かといって食べはじめると
喉元まで食物を詰め込んでも満腹を感じませんでした。


きちんと食事する習慣もなくなり、
めまいがしたらお菓子を食べる日々。



あまりに顔色が悪かったのか
だりだりが生活や食事の状況を聞き出して
週に一、二回ペースで食事に誘ってくれるようになりました。

自分も一人で食事を済ますから
一人では行きにくいお店に一緒に行ってくれると助かる、と。


鍋料理や、焼肉、居酒屋、レストラン、中華。
そして、できるだけ野菜をたくさん食べさせてくれました。
第一印象は “優しい人” でした。

新社会人で、わからないことだらけで
不安だらけだった私には

社内の状況をわかっているけど
社外の人という絶妙なポジションの人間は
気軽に話しやすかったんです。


この「社内の人間じゃない」からホッとするというのが
どうも、だりだりに勘違いさせてしまったようですけど。。。
出会いというほどのことか?

私が勤め始めた会社を一ヶ月の差でやめた人でした。
でも、なにかと頼りにされていて、
何度も呼び出されていたので会社で初めて会ったのでした。

私は初めてづくしで、おどおどしていて
会社の内情を知っているけども社外の人間ということで
少し、気を抜いて話せる、不思議な人でした。


当時、私には別に彼氏がいたし
とても恋愛対象にはならなかったんですけどね。