2010ワールドカップ サッカーとカラーの不思議な関係ー選手編③ バラック | 明日、今日より笑顔に!サービス業専門総合メンタルサポート藤田大介のblog

今日は1月最終日。早いものですね。今日は本大会の注目選手を紹介する「サッカーとカラーの不思議な関係 選手編」グループD最大のスター、ドイツ代表バラックの登場です。




BALIO








ミヒャエル・バラック

 ・国籍:ドイツ

 ・ポジション:MF

 ・1976年9月26日生(33歳)

 ・188cm、89kg

 ・所属クラブ:チェルシー(イングランド プレミアリーグ)





◎ドイツ代表通算97試合出場で42ゴール。2試合ちょいで1ゴールという数字はドイツが強豪であること考慮しても、MFとしてはものすごい数字です。さらに、彼の体格も、MFとしてはかなり大きい部類です。体格的に大柄な選手が多いFWやDFと比較してもまったく見劣りしない恵まれた体を活かした、ヘディングや、強烈なミドルシュート定評のあるバラックですが、彼の凄さはこれだけではありません。

ゲーム中盤のどこからでも、的確にゲームを組み立てることができるクレバーさ、正確なパスを出せる高い技術も彼の魅力の一つです。





◎ただ、彼の最大の魅力は、色でいうなら「赤」。チームの中心として先頭に立ち、必要とあらばチームのために自分を犠牲に出来る。2002年大会の準決勝。味方のミスでチームがピンチに陥った際、イエローカードあと1枚で自分が決勝に出れなくなることを知りながら、仲間を、チームを救うためわざとファウルで相手を止め、さらには自らチームを決勝へ導くゴールを挙げたエピソードは有名です。

自分の力をすべてチームのために使える彼は、高いリーダーシップを持った素晴らしいキャプテンといえるでしょう。




◎所属クラブであるチェルシーでは、昨シーズン24試合でわずか1ゴール。チェルシーのユニフォームである青のイメージ通り、仲間を信頼し、得点は他に任せてゲームメイクを意識した結果でしょうが、代表では違うスタイルが望ましいでしょう。

ドイツ国旗の3色がそのメッセージ。持ち前の「赤」のリーダーシップと、「黒」から感じられるような相手を威圧、支配する圧倒的存在感、そして稲穂が収穫へと向かい「黄金色」に色付くように、これまで培ってきた経験・キャリアの集大成となるよう、的確な状況判断でゴールに、パスにフル回転できたとき、自身初のビッグタイトル獲得となるのではないでしょうか。




いかがでしたか?これまで紹介してきたメッシやルーニーと違い、ベテランの域に入ったバラック。おそらく最後のワールドカップになるであろう今大会に、自身の栄光、チームの名誉、そして亡きチームメイトへの弔い・・・様々な思いで望むだろうこのベテランに注目ですね!!


明日からはお待ちかねのグループE。そう、日本の入ったグループですよ。お見逃しなく音譜


それでは、またお会いしましょう。

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