コンデの型番 | アフィシオナード!

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アフィシオナード・・・それはフラメンコ愛好家のことです。
基本マニアックですがフラメンコ以外のジャンルの音楽も含めて
感じたこと等 色々と見聞きした情報を備忘録代わりにして綴ってます。

膝のリハビリに取り掛かってます。カラコレスです。


なかなか 右足を普通に伸ばせなくなっていて 必死で伸ばそうとしてます。






立て続けになりますが フラメンコギターの記事をまたアップします。





フラメンコギターといえば コンデ エルマノス  といわれるくらいに浸透していて

  

フラメンコギタリストなら一度は弾いたことがあるとまで言われる人気のブランドです。


エルマノス(兄弟)というくらいですから 元々は兄弟でギターを製作していましたが


ギターの製作する志向が違ってきてしまい 分裂してしまいました。


それが現在のフェリーペ・コンデ(兄) と マリアーノ・コンデ(弟)です。


仲違いしたという証拠が 製作するギターの型番にも 色濃く現れています。





従来のコンデの型番は 上級品は A28、A27、AR26、そしてAR25R となってました。


つまり 数字は上級になるほど 小さい値になっていました。(なぜか解りませんが・・・)


マリアーノ・コンデは従来型を踏襲しています




ところが 仲違いした フェリーペ・コンデは従来の数字のパターンを真逆に設定しています。


FC25、FC26、FC27、FC28 と上級グレードは数字が大きくなるようにしてます。


まぁ こちらの方が自然な気はしますが  型番まで違えるほど 仲違いしてしまった証に


なってしまいました。





ちなみに マリアーノは昔ながらの職人気質、 フェリーペは経営者という感じです。


双方のHPを見ると 作るギターにも色濃く反映されていますね 





両方を引き比べをしたことがありますが 個体差もあるかも知れませんが・・・


私はマリアーノの方が好みでした。


ただ マリアーノは ラベルも全部手書きで 素っ気無さすぎ! そして


一時、表面板の生地にイニシャルサインを入れたり そして止めちゃったりと


ちょっとブレてたり・・・・





フェリーペの方は通常クラスのギターは楽器であり工芸製品といった趣があって 


一般ウケはするだろうけど 従来の音を求めるなら高級モデルじゃないと駄目かも・・・


まぁ ギター自体は 個体差が激しいから 一概にはいえないけどね・・・




やはり 二人は一緒にやっていくのが いいバランス取れるような気がすると思うのは


私だけでは無いはず!  もう 覆水、盆に帰らず なんだろうな