フラメンコで特に重要とされているパロ(曲種)のひとつに
シギリージャがあります。
独特の間合いはとても東洋的であり 我々日本人には
琴線にふれるような気もします。
エル・ソルダーノ(歌)モライート・チコ(ギター)でセギリージャです。
セギリージャはシギリージャと言われるようになる前の
名称で両者は同じものです。
シギリージャというのが現代では一般的ではありますが
そこをあえて セギリージャとか セディギージャとして
表記される意味合いはおそらくレトラ(歌詞)由来と思いますが
定かではありません。
いずれも死者を弔う歌や生と死、苦悩を歌ったものです。
震災の爪痕は物理的にも心理的にも中々消えることはありません。
悲しい時には悲しい曲に浸ってみるのが
カタルシス効果で精神的にもいいようです。
合掌