セギリージャで弔いを | アフィシオナード!

アフィシオナード!

アフィシオナード・・・それはフラメンコ愛好家のことです。
基本マニアックですがフラメンコ以外のジャンルの音楽も含めて
感じたこと等 色々と見聞きした情報を備忘録代わりにして綴ってます。

フラメンコで特に重要とされているパロ(曲種)のひとつに

シギリージャがあります。

独特の間合いはとても東洋的であり 我々日本人には

琴線にふれるような気もします。









エル・ソルダーノ(歌)モライート・チコ(ギター)でセギリージャです。






セギリージャはシギリージャと言われるようになる前の

名称で両者は同じものです。

シギリージャというのが現代では一般的ではありますが

そこをあえて セギリージャとか セディギージャとして

表記される意味合いはおそらくレトラ(歌詞)由来と思いますが

定かではありません。




いずれも死者を弔う歌や生と死、苦悩を歌ったものです。

震災の爪痕は物理的にも心理的にも中々消えることはありません。




悲しい時には悲しい曲に浸ってみるのが

カタルシス効果で精神的にもいいようです。




合掌