また放出短歌 またまた 放出です。 一瞬の 時間を魅せる 時欲しく 化粧に込める 乙女の思い 現世(うつしよ)の 幻作る 夜のアゲハ 街のネオンに 今宵狂舞し 砂浜に 書いた想いの ひとことも 読む間も無しに 消えゆく思い 湖の ほとりに響く 水の音 古木映して 風舞う夜明け 顔文字に 込めた恥じらい 垣間見て 言葉に出来ず なおも佇む あなたから こぼれる幸せ 拾いつつ 輝く時間 永遠に目指して ヒグラシの 鳴く声聞くと 翳る夏 煌めく季節も 心寂しき また 放出します。