ご無沙汰です。最近あまり更新できていません。。。

昨日、2010年10月10日に従弟が結婚式をしました。
奥様は台湾人ですが、6歳から日本に住んでいるので日本語は日本人同様にペラペラ。もう何回か会ったことがある子ですが、若いのにしっかりしたお嬢さんです。

2人とも海の近くで結婚式をしたいということで葉山にある結婚式場で行われました。
なのに朝から雨・・・。
親族紹介があるので、9:10にJR逗子駅集合だったので、前日から来ていた私の両親と福岡から来た叔母(母の妹)と早起きして7:30に出発。
大雨の中、逗子に着いたら雨は止んでいました。
そこからタクシーで会場へ。

チャペルでの親族紹介、挙式、屋上でのウェルカムパーティーなど、
若い2人ならではと言った感じでした。
新婦側は親戚はいないので、ほとんどがお友達。25~6歳だから若い、若い。
挙式で新婦が入場すると、
「きゃ~~~~、やばくない?可愛い~~~~」
と黄色い歓声が!!
我々親戚チームが圧倒されっぱなしでした。

披露宴が始まった頃には青空も出て、海を眺めながら富士山も見えてとても素敵でした。

私は叔母(新郎の母)からカメラを預かっていて写真を撮るように頼まれていたため、全てのシーンのポイントで写真撮影。
最後は両親と新郎からの挨拶シーン。
これは撮らなきゃ!と張り切ってばっちり撮影できました。
もう終わると思い、席に着くといきなり新郎が、
「え~っとここで言うのも何なのですが、私の両親に一言」
と言い出し。。。
それは、本当に感動的な言葉でした。従弟が途中から号泣。
というのも、彼にはお姉さん(私の従妹)が1人いますが、生まれつき重度の障害を持っています。
そのお姉さんが今日は来られなかったこと、またそんなお姉さんの面倒や家事や教員の仕事や自分を育ててくれた母が大変だったことに感謝したい、でもそんな障害を持ったお姉さんがいたから素晴らしい家族でいれたこと、そしてこの家族に生まれて本当に幸せですというメッセージでした。
これには私も母も叔母も号泣。
私は大学時代、この従弟の家庭教師をしていたので、彼がそういう家庭で苦労したことも普通の家庭より我慢しなければならなかったことをよく見てきました。誰よりも甘えたい時期に甘えられずに我慢をして、家の手伝いをよくしてきた従弟です。
そんな従弟は誰よりも優しい大人に成長し、私もそんな従弟を弟のように見てきたので感極まってしまいました。
もちろん、叔母の苦労も近くで見てきましたし、私の母も福岡の叔母も姉妹として叔母の苦労をよ~く知っているし、私たちのテーブルは涙でいっぱいでした。

従弟は大学の卒業旅行でイタリアに1人で私を訪ねて来ました。
バイトした全財産を持って、私の分も払うからお姉ちゃん一緒に旅行しよう、と。
ローマからフィレンツェや色々一緒に旅をしました。
披露宴会場の席には個別にメッセージカードがあり、私には「またお姉ちゃんと一緒に旅行に行きたい」とありました。

今は警察官として働く従弟ですが、これからもきっと優しい子であり続けると思います。
そんな号泣してスピーチしている従弟の横では新婦も号泣していました。
彼女ならきっと大丈夫だと思います。

とてもいい結婚式だったなぁ~。

ちなみに写真は全て叔母のカメラで撮影したため写真はありません~。