こちらの続きです。
他人の何気ない会話にいちいち傷つく自分がいるので、
人の集まる場所に顔を出すのはやめようと、
初釜以降はこのように考えていました。
私が通う茶道教室では、
今年は春と秋に茶事稽古というものが予定されています。
通常のお稽古とは違って、
なかなか大変なものです。
懐石
炭手前
濃茶
薄茶
が行われる3~4時間はかかるお茶会でして、
登場人物は、
亭主・・・お点前をする人(主催者ですね)
半東・・・亭主の補佐役
水屋・・・裏方さん(数名)
正客・・・お客様のリーダー
詰 ・・・お客様の一番下の席に座る方(色々な作業があります)
次客~六or七客・・・お客様(特に難しい役ではありません)
これだけの人が集まるお稽古なので、
私は不参加を希望したのですが、
先生は、私に「亭主」か「正客」をさせたいらしく、
顔を合わす度にお願いされるので、
今の気持ちを包み隠さず話しました。
その結果、
「お稽古に出てこられるくらい元気になったと思っていたのに、
通院しているなんて・・・ショックだわ。
皆さんは明るい表情でいても
色々な悩みを抱えていることくらい分かるでしょう?
caraさんに起きた出来事はそれはそれは大変なことでしたけど、
いつまでもそのままではダメよ。
いつまで悲劇のヒロインでいるつもりなの?
今を楽しまないと。」
と言われました。
悩みの無い方なんていないと思います。
皆さんそれぞれ、ご事情があるでしょう。
でも、今は気持ちが上がらないのですよ・・・。