ナンバープレート盗難と出張封印。 | 自動車オークション代行を営む行政書士のブログ

ナンバープレート盗難と出張封印。

Car書士の青木です。


ナンバープレート盗難による番号変更の依頼が続いたので
こちらで記事にしておきます。


ナンバープレートの盗難って本当にあるんですよ。
盗難に気づいたときのユーザの憤り、やるせない気持ち。
もう本当に許せませんよね!!


だからこそ、さっさと警察署に盗難届だして、
ナンバーを復活させてしまいましょう。


今回の事例では前後ナンバー両方とも盗難でした。
過去の経験上、多くはこのパターンでした。


ただ、その前の事例ではフロントナンバーのみの盗難で、
向かい合わせに駐めてある車両のフロントナンバーも同様に
盗難されていました。
盗難したナンバーを別の車両の前と後ろにつけるのでしょうか?
より巧妙な事件性を感じます。


さて、このナンバー盗難。
新しいナンバーを申請するにあたって古いナンバーを返納できないため、
番号変更という手続きになります。
これまでとは別のナンバーになるということです。


番号変更を行うには、
車両を陸事に持込み封印を受ける必要がありました。
ナンバーがない状態なのでそのままで公道を走らせることができず、
市役所などで借りる仮ナンバーを取り付けて運ぶ必要がありました。


手続きの流れとしては次のステップです。


① 盗難届を出す、受理番号をもらう

② 仮ナンバーを借りる
③ 車両に取り付ける
④ 陸事に運ぶ
⑤ 番号変更申請を行う
⑥ ナンバーを取付け、封印を受ける
⑦ 仮ナンバーを返す


過去に当事務所に依頼があった事例も
同様の流れで対応してきました。
しかし、最近になって
行政書士の出張封印という制度が扱える業務が拡大したおかげで、
これからは陸事に持ち込まずに
ナンバー取付けができるようになりました。


仮ナンバーを借りる手間や費用がなくなったので、
これまでより迅速に対応できるようになり、
トータルのコストもこれまでよりずっとお安くなりました。


先日ご依頼の方については、
たまたまお電話いただいたときに近くの警察署にいたため、
その足で依頼者のところに出向き、
翌日には出張封印で新しいナンバーを取付けることができました。


ナンバー盗難でお困りのかたは、
この行政書士の出張封印を活用していただけると
よろしいかと思います。


私は神奈川県の行政書士なので、
神奈川県内のナンバー(横浜・川崎・相模・湘南)しか
この制度で対応できませんが、
他県でお困りの方は、
県内に出張封印で対応できる行政書士がいないかどうかを
調べてみてくださいね。

 

 

思いっきり営業っぽい記事でしたが、

この制度がもっと周知されて

皆様のお困りごとが少しでも解消されることに役立てれば幸いです。