CAR STYLING公式ブログ -5ページ目
小林曜さんのリポートの続き、その3です。



----------以下、リポート----------

トリノでの日常生活

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物価は日本に比べるとかなり安いです。家賃はトリノ市内中心でも500ユーロ出せばかなり良い所に住むことができます。イタリアにはマンサルダ(屋根裏部屋)と呼ばれる安い部屋があり、まさに屋根裏なのでスペースも狭く天井も傾いていますが、毎日絵を描くだけの学生にはもってこいの安アパートです。

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物価の例を1ユーロ=100円と換算して、いくつか紹介します。
米1kg:100円
パスタ1kg:50円
鶏肉1kg:600円
牛乳1ℓ:100円
卵1パック(10個):100円
水1ℓ:30円
鮭1kg:600円
ガソリン1ℓ:180円

以上はあくまでも激安スーパーでの値段です。

(手記/写真:小林曜 Yo Kobayashi)

----------以上----------



小林さんのブログおよび作品集はこちら。
ブログ:http://ameblo.jp/yoxkobayashi/
作品集:http://yoxkobayashi.blogspot.com/
    http://yokobayashi.daportfolio.com/

小林さんへの質問は編集部が転送します。
c-s@carstyling.co.jp

(文責:編集部)
以前紹介したCP+ですが、番外編ということで日本カメラ博物館が所蔵するクラシックカメラの展示内容を紹介します。

非常に貴重なもので撮影時はストロボ発光禁止でした。展示品はガラスケースの中なので、写り込みで見づらい部分もあるかもしれませんが、そこはご容赦ください。それではいきましょう。

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スライディングボックス湿板カメラ
製造年:1850年頃、製造元:ダロ・パリス(フランス)
サイズ:83×108mm(手札判)、湿板
カメラ後部をスライドさせるかレンズ鏡胴のつまみで焦点を合わせるボックス型カメラです。現代のデジタルカメラのようにシャッターボタンというものはなく、レンスキャップの開閉で露光。絞りは右下にある丸い穴が開いた板をレンズに差し込んで調節します。

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超小型スライディングボックスカメラ
製造年:1865年頃、製造元:不詳(フランス?)
サイズ:17×23mm、湿板
上のタイプを超小型に収めたのがこのモデル。取り扱いも上と同様です。ペッツバールタイプ40mm F3.7のレンズを装備。

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デュブロニ
製造年:1860年頃、製造元:ブールダン(フランス)
サイズ:50×50mm、湿板
カメラ内で現像処理できる湿板カメラだそうで、コンパクトカメラの祖先ともいうべき存在でしょうか。まずカメラ内にガラス板を設置します。そしてカメラ上部の漏斗からコロジオン液を注入し、硝酸銀液を入れると感光膜が作られます。この状態で撮影した後、現像液を注入して現像させ、定着液を入れることで湿板写真のネガが完成する仕組みです。

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ヘーア・ポータブルステレオ
製造年:1860年頃、製造元:ジョージ・ヘーア(イギリス)
サイズ:80×80mm(ペア)、湿板
1839年に写真術が発明されて間もない頃からステレオ写真は撮影されており、湿板は実用化されてからはさまざまなタイプのステレオカメラが発売されていたそうです。レンズはダルメヤー製、手動のフラップシャッターを装備。

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ミーガー・湿板カメラ
製造年:1865年頃、製造元:ミーガー(イギリス)
サイズ:165×215mm(八切判)、湿板
当時のイギリスでは八切判をフルプレートと呼んでいたそうです。レンズはダルメヤー製、カメラ前部に手動式シャッターを装備。ちなみにNHK大河ドラマ『篤姫』の写真撮影シーンで実際に使用されたカメラだそうです。

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無銘湿板カメラ
(上) 製造年:不詳 c1880-1890年、製造元:不詳(日本製?)
サイズ:86×98mm、湿板
(下) 製造年:不詳 c1870-1880年、製造元:不詳(日本製?)
サイズ:83×108mm(手札板)、湿板
後部クランクの回転によって枠を前後にスライドさせて焦点を調節する折りたたみ式湿板カメラ。レンズ鏡胴にはターレット式の絞りを装備。露光はスライディングボックスカメラと同様に、レンズキャップの開閉によるもの。

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左:パーフェクトモデルテント携帯暗室
製造年:1880年頃、製造元:ラッテン&ウェインライト(イギリス)、湿板/乾板用
撮影現場に暗室が必要なときや乾板の迅速現像に主に使用されていたそうです。内部に薬品棚や採光用の赤窓などが備えられ、現像時には光りが当たらないように布を被って作業。

右:八切判スタジオカメラ
製造年:1865年頃、製造元:不詳(イギリス製?)
サイズ:165×215mm(八切判)、湿板
脚部に曲線を取り入れて装飾性を持たせたスタジオカメラ。湿板時代後期に製造されたと推定。このカメラもNHK大河ドラマで使用され『龍馬伝』の写真撮影シーンにて登場。

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左:八切判スタジオカメラ
製造年:1875年頃、製造元:不詳(ドイツ製?)
サイズ:165×215mm(八切判)、乾板
レンズはフォクトレンダーのユーリースコープⅣ類3番、291mm F6.3を装着。チューブをつけて焦点距離を延長、繰り上げ台はエレベーター方式。

右:首押さえ
製造年:不詳 c1870-1880年、製造元:不詳
湿板写真の弱点は、感度が低いため露光に数秒から数十秒かかることでした。そのためカメラは固定されても被写体ブレの恐れがあるため、このような首や胴を後ろから支えて安定させる器具がこの時代には必要でした。

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N&G・レフレックスフォーカシングカメラ
製造年:1890年、製造元:ニューマン&ガーディア(イギリス)
乾板、サイズ:83×108mm(手札板)
ニューマン&ガーディア社はボックス型カメラを得意とするメーカー。一眼レフ化の際にも形態を崩さなかったため奥行きのあるスタイリングになったとか。後部に12枚の乾板を手動で交換するチェンジングボックス内蔵。シャッターはフォーカルプレン、レンズはカールツァイス製ダブルプロターF6.3、蛇腹繰り出し式による焦点調節。

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アダムス・ツインレンズレフレックス
製造年:1895年、製造元:アダムス(イギリス)
乾板、サイズ:120×165mm
イギリスでは1890年代に多くの大型木製二眼レフが生産されていたそうです。レンズは同社製のラピッド・レクチリニア、焦点距離は約210mm、明るさはF11程度、シャッターはT(タイム)、B(バルブ)、1~1/100秒。

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軽便写真機
製造年:1900年頃、製造元:不詳(日本?)
サイズ:83×108mm(手札板)、乾板
カメラ前板部とベース部がL字型に固定され、後部クランクを廻して枠を前後にスライドさせて焦点調節を行なうテールボードタイプの乾板カメラ。このカメラの登場によって写真趣味のアマチュア層が広まり始めたとか。

今回は湿板/乾板カメラが主流だった1850年~1900年のカメラが展示されていましたが、多くの来場者が興味津々でカメラを見つめていましたね。やはり歴史をテーマとしたものは需要があるということなのでしょうか。来年も期待しましょう。

(文/写真:高田仁志)
小林曜さんのリポートの続きです。



----------以下、リポート----------

私が在籍するマスターコースの授業内容について紹介しましょう。

●1年目前期(4月~8月)
 
授業としては、Design sketching、technical drawing、Illustration、Marketing、Aliasなどがあります。まずは基本的な授業から始まりました。鉛筆による徹底的なスケッチ、パースの矯正・修正、マーカーの使い方、製図の解釈・描き方、基本的なマーケティング、3Dモデリングなどを習得します。

8月いっぱいは夏休みです。イタリアはこの期間がすべてVacanza(ヴァカンツァ)になり海外旅行や避暑地へ出掛けるので、8月のトリノはゴーストタウンになります。かろうじてスーパーマーケットはオープンしているので、何とか生きていけます。

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●1年目後期(9月~3月)

授業はExterior、Interior、Marketing、Vehicle engineering、Clay modeling、Digital sketchingがあり、この時期は、ひとつのプロジェクトを実際に行い、そのプロジェクトを通じて、アイディエイションから始まり、デザイン決定、クレイモデル、3Dモデルを作り、プレゼンテイションを行います。

私たちの年度はスズキとのコラボレイション・プロジェクトでした。最終プレゼンテイションには、スズキからデザイナーが見学に来られ、いろいろなアドヴァイスを頂きました。

次回は2年目に入る前の箸休めとして、イタリアの生活をご紹介します。

(手記/写真:小林曜 Yo Kobayashi)

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(文責:編集部)
4月1日からミシュランタイヤの『満足保証キャンペーン』が実施されます。期間は2012年9月30日まで。

このキャンペーンは日本国内のタイア業界では初となる試みということで、購入した製品のパフォーマンスに満足できなかった場合に、購入後60日間の期限内であれば返金してもらえるシステムです。ただし対象製品は「パイロット・スポーツ3」と「プライマシーLC」のみの設定。

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原則として購入代金のみミシュラン側が負担し、返品の際の取り外しや梱包、手続きなどは自身で行なうとのことです。

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ベルナール・デルマス代表取締役社長は「ミシュランのタイアは価格が高いため消費者は避ける傾向にある。このキャンペーンを実施することで購入にたいするハードルを下げ、プレミアムタイアのパフォーマンスをもっと広く知ってもらいたい」とコメント。

また成瀬朋伸PC/LTタイヤ事業部・ビジネスセグメントマネージャーは「タイアは自動車の走行においてもっとも重要なパーツ。価格差によるタイアの性能を感じてもらい、タイアにたいする消費者の意識を変えていきたい」と語りました。

つまりはこのキャンペーンで製品を売り出していこうということではなく、価格に見合ったタイア性能をもっと世に知らしめるためのきっかけづくり、だそうです。

しかし返品する際のタイア取り外し作業などを考えたら面倒な印象があることも事実。このキャンペーンを利用しようとしているのならその点を考慮して購入を考えた方がいいでしょう。もちろんそういった作業が苦にならない方は試す価値は十分にあると思います。

満足保証キャンペーンの詳細は下記へ。
http://www.michelin.co.jp/manzoku/

(文/写真:高田仁志)
イタリアのデザイン学校IED。ここのマスターコースに、日本人学生が在籍しています。ジュネーブショーで小林曜(Yo Kobayashi)さんにお会いできたので、イタリアでの生活ぶりをリポートしてもらいました。今回から6回に分けて紹介していきましょう。

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IEDについて

Istituto Europeo di Design(IED)は3年制コース(大学)とマスターコース(大学院)に分かれています。IED(イエド)にはトランスポーテイション・デザインを始めとして、プロダクトデザイン、イラストレイション、ファッション、建築、マーケティングなど様々なコースがあります。ヨーロッパではカーデザインの学校として有名です。

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●3年制コース

まさに基本からみっちり教えてくれますが、そのレヴェルの高さが好評で高卒生ばかりでなく、既に他大学を卒業した学生など幅広く、世界中から学生が訪れます。授業はイタリア語で行われるので、入学時にイタリア語の試験があります。入学後もイタリア語のレッスンがあるので語学の勉強も一緒に出来ます。

私は3年制コースではないので、詳しくはわかりかねますが、見ている限りアートセンターに負けないくらいの宿題の量をこなしているようです。卒業する頃には全員のレヴェルは見違えるほど上達しています。

卒業制作は、毎年違うブランドとのコラボレイション・プロジェクトを、3人1組のティームで1/4スケールモデルを製作します。マスターコースに比べて、学生の自由でユニークな発想を尊重したデザインが主体のようです。以上は3年制コースの概要ですが、自分の体験ではないので、参考程度に留め置きください。



●マスターコース

9月から始まる3年制コースにたいし、マスターコースは日本と同様に4月から始まります。入学に際しては、事前にポートフォリオの審査があり、同時期に奨学金への応募も出来ます。当時の私のレヴェルでも奨学金は25%頂けましたので、応募は必ずすべきでしょう。年間授業料は、1年目が16000ユーロ、2年目が13500ユーロです。ユーロ安・円高の今、日本の学生には大チャンスです。

マスターコースも3年制コース同様に世界中から学生が集まりますが、3年制コースとの違いは学生のレヴェルです。マスターコースに来る学生は、既にプロのデザイナーを体験していた人が多く、在学中も仕事をしている学生もいました。

そのため授業ばかりでなく、互いのスキルを教え合い、時には競い合い、切磋琢磨できる環境が一番のメリットです。ちなみに、私のクラスは台湾、韓国、ロシア、イタリア、ウクライナ、スイス、インド、日本とかなりインターナショナルなクラスでした。

マスターコースはその性質からか、授業は英語で行われます。とはいうものの中には英語が話せない先生もいるので、そのような場合はこちらがイタリア語を話していました。ただし3年制コースのような英語の試験はなく、TOEFLのスコアを求められることもありません。クラスメートには英語が話せない学生もいたので、なかなか苦労しているようでした。

次回はマスターコースの授業内容について紹介します。

(手記/写真:小林曜 Yo Kobayashi)



なお小林さんはブログでもイタリアでの生活ぶりを綴っています。またレンダリングやポートフォリオもブログとは別で公開していますので、こちらもぜひ一度ご覧ください。

ブログ:http://ameblo.jp/yoxkobayashi/
作品集:http://yoxkobayashi.blogspot.com/
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小林さんへの質問は編集部が転送します。
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(文責:編集部)
なかなかブログの更新ができずすみません。

さてさて、最近カメラの新機種が続々と登場していますね。すでに発売したもの、これから発売するもの、様々なモデルが注目されています。

そういえばこのあいだパシフィコ横浜で開催された『CP+ 2012』(期間:2月9~12日)に行ってきました。私自身は11日(土)に足を運びましたが、どのブースもすごい賑わいを見せており、この日は会場に2万人を越える来場者が訪れたそうです。ちなみに4日間で計65,120人(昨年は49,368人)を記録。

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会場には友達同士やカップルもしくは夫婦、中高年も見受けられ、カメラの性能をじっくり吟味する玄人もいればイベントそのものをお祭り感覚で楽しむ若い人もちらほら。年齢や性別など問わず幅広い層に注目されているイベントだと実感しました。

各社ブースでは、写真・映像関係者のセミナーや撮影体験などを実施。多くの来場者が詰め寄り、タッチ&トライコーナーではあまりの行列で60分待ちが当たり前なほど。

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とくにニコンとオリンパスが盛り上がっていた印象でした。

ニコンはフラッグシップの「D4」と36.3Mのフルサイズモデル「D800/D800E」の新型2機種を展示。ブースには実機以外にマグネシウム合金ボディやCMOSセンサーなども展示。メカ好きにはたまらない内容でした。D4は3月15日より発売中、D800/D800Eは3月22日に発売予定です。

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D4

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D800


オリンパスは往年の名機であるOMシリーズの名称を受け継いだ「OM-D E-M5」を展示。銀塩時代のようなレトロの追求ではなく、かつてのOMの思想をモダナイズして進化させたデザインと呼ぶべきでしょうか。やはりOMと謳っているだけあって注目度は高かったです。こちらも実機だけでなくマグネシウム合金ボディやカットモデルなどを展示。また歴代OMシリーズも並んでいました。OM-D E-M5は3月31日発売予定。

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OM-D E-M5

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下段左からOM-2(1975年)、M-1(1972年)、OM-1(1973年)、OM-3(1984年)
上段左からOM-3Ti(1994)、OM-4(1983年)


カメラやレンズ、カメラアクセサリーなどメーカーの展示以外では、

初心者からプロまでさまざまな人たちが撮影した写真の展示・品評会「御苗場」の実施。また「高校写真部による東日本大震災復興応援プロジェクト写真展」や「神奈川県高等学校写真連盟作品展」なども開催。

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ほかにも日本カメラ博物館が所蔵するクラシックカメラの展示もありました。これはまたの機会に紹介します。

(文/写真:高田仁志)
※このツアーの募集は終了しました。

まだまだ寒さが残る季節でありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて今年も中国のモーターショー視察ツアーを企画しましたので、ご案内いたします。昨年は上海で開催されましたが、今年は北京です。ショー以外にも中国の歴史や文化を堪能できるスケジュールを組みました。現地の生情報を収集できるツアーはこれしかありません。この機会にぜひご参加ください。

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詳しいスケジュール、募集要項などは下記URLをご参照ください。
http://carstyling.co.jp/?p=764



前回(2010年)の展示の様子です。

中国勢はとにかく元気でした。

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MG Zero

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IAT "竹風"

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Changan C201 "美人魚"

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C H Auto "天蝎"



広汽ホンダは自社ブランド「理念」のコンセプトを発表。

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Guangqi Honda Li-Nian "EVERUS"



欧米のメーカーもコンセプトを出展。

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Ford Start Concept

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Mercedes-Benz Shooting Brake Concept



4輪以外にもみどころはたくさんあります。

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ZAP Alias

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GM EN-V

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Volkswagen "bik.e"



デザイナーズナイトも開催予定です。現地のデザイン関係者と親睦を深める機会をお見逃しなく。

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皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。

(編集部)
岡山県立大学の作品の続きです。



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"Scring" by 高妻聡
身近な存在で決まった形を持たない"水"のイメージをステアリングに融合。スピードメーター、タコメーター、ウインカー、ガソリン残量といったインパネに表示されるものをすべてステアリングに集約させ、各々の機能を水の流れで表現します。透明感を目で、せせらぎを耳で、温度を肌で、という具合に五感で水を感じとり運転中に受けるストレスを和らげる効果を意図。主にストレスを受けやすい運転手を対象にしたステアリングです。また作品名は"Screw"と"Ring"を合わせた造語で、形状から由来しています。

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"Steroad" by 高本毅
二輪車もしくは自転車用に見えるこのステアリングは、近い将来に一人乗りの4輪自動車が普及するだろうと見越して制作されたもの。従来とは異なる新しい位置付けの4輪自動車を想定し、足下でアクセル、手元でブレーキ操作を行うという4輪ながら自転車の運転感覚を追求したステアリングです。しかしこの運転操作の場合、どのようなシートポジションが理想なのかが疑問です。

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"SAFE DRIVING" by 鍋島颯太
悪天候や夜間など視界が不十分な状況下における運転のサポートツール。スピーカーからは周囲の環境や渋滞などの情報が流れ、レンズ部はサーモグラフィーとなっていて人や物体の熱を感知することで周囲を把握できる仕組みとなっています。某アニメのスカウターを思い出させますが、意識して制作したのか個人的に気になるところ。

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"Wheel-Run" by 黒瀬翔子
ホイールの視覚的インパクトで、周囲の視線を車に集中させることが狙い。走行中は速度によって脚の回転速度が変化し、脚の動作を見せることで車両のスピードを表現。バスやタクシーなどで利用されている静止ホイールのしくみを応用することで実現を可能としています。ホイールキャップのカラーヴァリエイションも展開したのは、外観のトータルバランスまで考えた結果でしょう。

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"HOMESTAY" by 佐野友彦
運転のサポートと務めてくれるマスコット。平常時は両端の父子が殻に閉じこもっていていたって平和な状況ですが、安全運転を怠ると子の卵が赤くなって母が怒鳴り出し、父が殻から出てきて仲裁に入るも母と口論、そして子も殻を破って泣き叫び、収集がつかなくなるという顛末。迷惑極まりない親子3人のやりとりを見ないためにも安全運転を心がけましょうというのがこのツールのねらい。

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"PALCA" by 石川智大
助手席にパッセンジャーがいなくても、車内のパートナーとして運転をサポートしてくれるプロダクトを提案。ヘッドレストに取り付けてジェットコースターの安全バーのような感覚で装着。運転手の精神状態によってさまざまなリアクションを起こし、楽しい時は青く光り、緊張状態や落ち込んでいるときは緑色に、眠気が襲ったり危険が迫った状況下では赤く光って肩を叩いて警告してくれます。ちなみに作品名は相棒の"PAL"と車の"CAR"を掛け合わせた造語。肩に当たる部分を肉球としたのは犬や猫を相棒として想定したからでしょうか。

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"Inter ring - 植物と会話するステアリング" by 妹尾真由美/吉川千尋
自然に触れながら運転を楽しむスタイルを提案。ステアリングを植物園と見立て、運転手の脈拍数や周囲の状況によって草が生えたり実が膨らんだりすることで危険を知らせる仕組み。実はステアリングの一部にシリコンを採用し、その部分を膨らますことで再現します。また停車中にはスマートフォンからダウンロードした昆虫を飼って楽しむことも可能。植物を仲介役として車をもっと身近に感じてもらうことを目的に制作されたものです。



以上、4回に渡って2校の全作品を紹介しました。

"ものづくり"の志望者が減少傾向にあるなか、学生たちにものづくりの重要性を肌で感じてもらうこと、そして将来ものづくりを志望する若い人材を見つけて育てることがこのプロジェクトのねらい。今回は東京モーターショーの期間中に開催したこともあり、海外の自動車メーカーの関係者も来場。プロジェクトの趣旨について多くの賛同を得られたそうです。

東海理化デザイン部の加藤主査は「今後のデザイン業界を担う人材を確保するために、現場の楽しさ・大切さを知ってもらう機会を作っていくことがものづくりに携わる我々の務め」とデザイン関係者の役割を説明し、継続的に活動していくことが重要であると考えています。

(文:高田仁志、写真:東海理化・高田仁志)
東海理化産学協同プロジェクト展の続き、岡山県立大学の作品を紹介します。



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"Suji (筋)" by 久世峻大/中村優太郎
手綱からヒントを得たというステアリング。「人馬一体」をコンセプトとし、馬を操るように車を運転するという発想。車の動きを体で直に感じてもらい、人と車の距離を縮めることが狙いです。両腕を使うので実際には左右でワンセット。腕をはめ込んでグリップを握り(写真上のようなイメージ)、左右交互にスライドさせて舵を取る仕組みです。速度はグリップの握りの強弱で調節。強く握ることでブレーキがかかり、握りを弱めると加速、といった感じです。ゴーカートなどに採用してみると面白い気がします。

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"aqulear" by 前原ひとみ
従来のステアリングホイールによる運転を廃止し、ドア側のアームレストにチルトホイールを組み込んで、指先で車を運転するという新感覚の発想。女性層を意識して、腕の負担軽減と汗のべたつき防止、日焼け対策を利点として主張しています。腕を置いた状態で操作するため、たしかに疲れにくいとは思いますが、指先の感覚が長時間運転に耐えられるのか疑問ではあります。青いカバーは水の中に手を入れている雰囲気を表現したとのこと。

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"suit belt" by 渡邊泰介
サラリーマンの戦闘服がスーツであるように、ドライバーはシートベルトの着用が戦闘スタイル。これら2つを掛け合わせたものがこの"スーツベルト"です。装着することでスーツ着用時と同じ感覚を持つことができ、運転手の責任意識を高める効果が見込めるツール。安全運転を心がけてほしい想いがこの作品に込められています。装着については、襟の部分の裏側に仕込んだレールにシートベルトを固定してズレを防止。ネクタイの部分は耐衝撃プロテクターとして機能します。

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"Eco-Note" by 服部新悟
若者たち(18歳~20代後半あたり)にエコドライブを楽しんでもらうためのツールを提案。シートベルトとして装着することでエコドライブモードが起動。すると音楽が流れ、テンポに応じてアクセルの踏み加減をライトの点灯・点滅で指示。これによって無意識のうちに「楽しくエコドライブ」が実現できるという発想です。これは青色のライトを想定していますが、車内の雰囲気に応じた色に切り替えられる機能があると、さらに心地よい空間を提供できるのではないでしょうか。

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"eat" by 山本祐梨子
車内で快適に食事をとることを目的としたトレー。停車中の車内での使用を想定。膝の上に置き、落下を防止するためにシートベルトを利用してトレーを固定。サービスエリアでの休憩などに活躍しそうですね。個人的にはドリンクホルダーはひとつに絞って、フードスペースをもっと広くしても良かった気がしました。ちなみに運転中は危険なので使用できません。



シートベルトを利用したツールが多く、安全装置としての機能面以外にも何かに活かせないか、といった提案が見られました。

作品紹介はもう少し続きます。

(文:高田仁志、写真:東海理化・高田仁志)
前回の続きです。

(前回はこちら:http://ameblo.jp/car-styling/entry-11138307004.html)



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"Zero in" by 森翔馬
運転を楽しみたいという人のためのステアリングを提案。通常はノーマルステアリングを装着しますが、ドライブに集中したいときに交換することを想定。グリップを握ることで緊張感が高まる、といった感じでしょうか。コーナーに差し掛かるとステアリングを切る量がグリップ部のインジケーターで表示され、オーバースピードであれば危険を察知してバイブレーションが作動する仕組み。運転手に注意を促すことで自ずと適度なステアリング操作と安全走行が身に付けられる、そのような意図も作品に込められています。

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"Feelife" by 藤本暢子
車内で自然環境に触れられる空間を作り出し、親子一緒に楽しむことでコミュニケイション能力の発達にも繋がるというアイデア。プロジェクター(写真中)で天井に景色を映し出し、生物など興味を引くものを発見したらセンサー(写真下)を指に装着して対象物をスライドさせ、プロジェクター本体に保管。取り込んだ対象物は3D化して現れ、指を近づければあたかも触れている感覚を味わうことができます。
「生物を感じる」という意味を込めて"Feelife"と名付けられたのでしょう。


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"Hansel & Gretel" by 齋藤拓馬
運転中に気がついたことを周りの車に伝えたり、ダイレクトに会話ができるツールを提案。使い方はボタン(Hensel、写真中)操作とマイク(Gretel、写真下)にコメントを発するだけで極めてシンプル。自動車同士のやりとりではウインカーやハザード、パッシング、手信号などの伝達方法がありますが、このツールではより詳細な合図が伝えられます。またコメントを道に残すことで、他車がその地点を通過した際にコメントを受信する仕組み。これを利用して道路や地域観光、店舗情報などの案内に応用することも可能です。

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"Plymo" by 橋本想
購入後の経過日数や走行距離、乗車時間、男女の乗車人数、給油の履歴などを記録しておく腕時計型メモリー。携帯性にバリエイションを持たせるためバンド部は着脱可能とし、付属のパーツに付け替えてキーホルダーとしても使えます。肌身離さず常に持ち歩くことで車への愛着をより深いものにする狙い。ちなみに異性をどれだけ乗せたかを記録できますが、この発想は多くの異性を乗せたいという願望からでしょうか。



以上、武蔵野美術大学の作品でした。
次回は岡山県立大学の作品を紹介します。

(文:高田仁志、写真:東海理化/高田仁志)