ガラスコーティングが完成したヴォクシーです。
ボディカラーは、ブラッキッシュアゲハガラスフレークという人気の色ですが、ガラスフレークと言う特殊な塗料を使うことで、光の当たり方で色が濃く見えたり、薄く見えたり、紺色に見えたり、緑色に見えたり変化する魅力があります。
例えば、照明に照らされた時と曇りの天気に照らされたボディをご覧ください。
照明に照らされた右ドアパネルは、グリーンぽっく見えます。しかし、曇り空の自然光に反射した左側面は、工房内の映り込みがあるにしても真っ黒に見えます。
20年ほど前になりますが、色あせしないアゲハチョウの羽のような塗装を研究しています。(日産の研究員の談話)という記事を読んだことがありますが、今は現実のものになっているわけです。
15年ほど前と違い現在では、濃色車でもほとんどのカラーは色あせしなくなっています。
しかし、外観が精悍であるボクシーにはダーク系のカラーがよく似あいます。
その外観といえば、ミニバンの個性を表現するフロント周りの作業について取りあげてみました。
フロントグリルの樹脂塗装とメッキでは、下地処理方法が違います。
そこそこ傷んでいたため、塗装表面は研磨して仕上げメッキ表面は溶剤で汚れを取り除きました。
ガラスコーティングは、塗装には撥水タイプそしてメッキには親水タイプのガラスコーティング材で仕上げました。
これからの季節の悩みである虫の付着が簡単に取れるようにそしてメッキ表面が熱によって水シミの発生を抑えるためにコーティング材を分けてあります。
現在、改めて「日常のメンテナンスをシンプルに」をコンセプトに施工改良を実施しています。
ガラスコーティング”リプロコーティング”のご紹介でした。
本日は、当ショップをご利用いただき、誠にありがとうございました。 店主
お時間がございましたら、お立ちよりください。