LAUNCH X431診断ツールは、車両のエンジン/ECMとの通信を確立し、再マッチングを行うことができます。例えば、ホンダ車の場合、ECM/PCMの交換後にシステムマッチングを行う必要があります。そうしないと、車両が始動しない可能性があります。この記事では、この手順について説明します。
機能の説明:
この機能は、エンジン ECU を交換した後にキーでエンジンを始動できない場合にホンダ モデルで使用されます。
このとき、インストルメントパネル上の緑色のキーライトが点滅します。
この機能が完了すると、車両を正常に始動できるようになります。
テスト対象モデル:
2024年式ホンダ CR-V
対応機器:
LAUNCHの包括的な診断機器シリーズ（X431 PRO3シリーズ、X431 PADシリーズなど）を豊富に取り揃えています。現在デモ機として展示しているのはX431 PAD IXです。
X431 PRO シリーズ: X431 PROS V / X431 V+ / X431 PRO ELITE / Pros Elite / X431 V / PRO3 V+ Elite / PRO3S+ ELITE / X431 PRO3S+ / Pro3 ACE / Pro3 APEX / X431 PRO5
X431 PADシリーズ: X431 PAD V(PAD V ELITE) / X431 PAD VII(PAD VII ELITE) / X431 PAD IX
実行条件:
1. 新しいエンジン ECU が必要です。
2. 車両のバッテリー電圧は 12V 以上で、デバイスは完全に充電されている必要があります。
3. 操作中は、デバイスのプロンプト情報に厳密に従って、イグニッションのオフまたはオンを行う必要があります。
操作プロセス：
1. [ローカル診断]を選択し、テスト対象として[Honda]を選択します。[OK]をクリックします。
2. [16PIN DLC]をクリックし、地域を選択すると車種が自動的に識別されます。このテストでは[一般]地域を選択します。
3. 車両情報を確認し、「OK」をクリックします。
4.ワンプッシュスタートシステムを選択し、[ENTER]をクリックします。
5.[登録] -> [ECM/PCMの置き換え]を選択します。
6. まず初期化操作を行い、エンジンシステムとの通信後、キーロックシリンダーを登録します。しばらくお待ちください。
7. 指示に従ってイグニッション スイッチをオフにし、「OK」をクリックします。
8. 指示に従ってイグニッション スイッチをオンにし、「OK」をクリックします。
9. スマートキーを車内に持ち込み、イグニッションスイッチが通常の操作でオンになるかどうかを確認します。「OK」をクリックします。
10. キーロックシリンダー登録ログインが完了しました。スマートキーを登録してください。しばらくお待ちください。
11. 指示に従ってイグニッション スイッチをオフにし、「OK」をクリックします。
12. オリジナルのスマートキーを車内に持ち込み、他のキーを取り出して車両から 2 メートル以上離れた場所に置き、「OK」をクリックします。
13. イグニッションスイッチをオンにして、「OK」をクリックします。
14. スマートキー登録ログインが成功し、登録が完了しました。イグニッションスイッチをオフにし、「OK」をクリックします。
15. すべてのキーを確認し、各キーでエンジンを始動できることを確認します。すべてのキーを確認し、各キーでドアの施錠と解錠ができることを確認します。「OK」をクリックします。
16. イグニッションスイッチをオンにして、「OK」をクリックします。
