ゴルフシリーズ の 後部座席
ゴルフⅤベースのゴルフ、ゴルフプラス、ゴルフトゥーランはどれも購入候補として気になるクルマだ。ひさしぶりにディーラーに行き、カタログを手に入れた。そして、ちょっとだけだが座ることができた。ファミリーユースで問題になる後部座席をチェックしてみた。
まずはカタログ値から、それぞれの前席(1人分)、後席(3人分)とトゥーランのみ3列目(2人分)の幅を比較してみる。
ゴルフ 前 500mm、後 1250mm
プラス 前 485mm、後 1190mm
トゥーラン 前 495mm、2列目 1330mm、3列目 1030mm
前席の幅が微妙に違うのはおもしろい。プラスの後席が予想外に狭い。ゴルフより60mm、トゥーランより140mmも狭い。スライドを優先したため幅をきりつめなければならなかったのだろうが、これでは4人乗りだ。以前、後席の1人分の幅は400mmなければならないと書いてあったような気がするが、今は良いのだろうか。プラスの後席は10mm足りない。
後席に座った印象も三者三様で、ゴルフは革シート仕様だったこともあり堅かった。
プラスは座面が高い。子供には高すぎる。シートスライドはあるにこしたことはないが、このサイズだと最後部からは動かさないと思う。そしてショックだったのは背もたれのリクライニングがないこと。雑誌にリクライニングすると書いてあったのを信じていたのに残念だった。プラスの後席は私にとっては座面が高くて狭い普通のゴルフという結論になってしまった。
トゥーランの2列目は座面の高さはちょうどよく、ちょっと小柄だがなかなか良かった。背もたれはリクライニングできるが、シートスライドを一番後ろまで下げた状態ではCピラー(?)が干渉して倒せない。シートを前に出せば出しただけ背もたれも後ろに倒すことができる。中央席をはずして中央よりにセットし直せば干渉はないようだ。3列目には座れなかった。
三者共通事項は、後部座席のセンタートンネルだ。幅はあまりないが、それなりに高い。上からみるとくびれたのある神戸のポートタワーを横から見たような形をしている。中央席に座る人のことを考えるとフラットが望ましいが、これだけくびれているのならその幅で通してもらいたい。プラスはあんなに高い座面はいらないから、床面を上げてでもフラットに近づけてほしかった。ルノーグランセニックの後席を見本にして。