一昨日は若年性認知症の妻との面会でしたが、
昨日は母の亡骸に会いに行きました。
母は先週の土曜日に亡くなりました。
でも斎場が1週間待ちのため、
まったく馴染みがない場所にある
安置所で冷蔵保管されています。
幹線道から外れた軽量鉄骨建ての事務棟の
一室が面会用の場所になっていました。
部屋に入ると、紫色のビロード布に覆われ、
薄化粧をした母が横たわっていました。
最後に見たときと同じ穏やかな表情でした。
父は「60年以上一緒だったのに……」と涙し、
「見ていると辛い」と僕に言い残し、
2~3分で部屋から出て行ってしまいました。
父をフォローするのが精いっぱいで、
悲しんでいる余裕すらなかったのですが、
母と1対1となり、
初めてハンカチを取り出しました。
早々に面会を済ますと昼時近くでした。
母が脳出血で倒れ、
血管性認知症を発症する前に、
ときどきランチやディナーで行っていた
ステーキ&ハンバーグ・チェーンの支店を
見つけたので寄ってみることにしました。
初七日前、亡骸は冷たい一室ですが、
母の本体は父と僕のそばにいるはずです。
ランチで母がよく食べていた
脂が飛び跳ねるハンバーグを頼みました。
一緒にいるはずの母はサラダバーの前で、
ターミナルケア中、食べられなかった分まで、
野菜やフルーツを選んでいたのかもしれません。
※母の葬儀がまだです。終わって落ち着くまでの間、
不定期更新となります。またコメント、有難うござい
ます。返信は、落ち着いてから致します。ブロ友の
皆さん、ブログをきちっと読むことができず恐縮です。