東京都知事選挙に過去最多の

56人が立候補したというが、

メディアは現職vs蓮舫氏の構図に

誘導しているように見えてしまう。

 

多摩川の向こうのことなので、

神奈川県民には関係がないのだが、

都の政策はディーゼル車規制のように、

全国に波及することが儘ある。

 

東京大改革3.0を掲げる小池百合子都知事だが、

「あんしんな医療介護と社会参加で

いきいきChoju社会へ」という公約の中で、

“認知症になっても安心な都独自の認知症専門

病院創設へ”や、“あらゆるケアラーを支援する”

“最後まで自宅で叶える在宅医療介護支援強化”

“特養やグループホームなど、

介護基盤の更なる整備”などが謳われている。

 

 

一方の蓮舫候補は「あなたの安心大作戦」の中で、

“認知症対策を強化し、介護のために離職を

しないで済む社会にします”公約している。

 

「認知症基本法」がスタートしたからこそ、

このタイミングで公約として、

認知症や介護が前面に出てきているのだろう。

これ自体は評価したいところである。

 

でも、妻は認知症病院に入院しているが、

ちっとも安心ではなく

個別リハビリが法により阻まれているため、

脚の拘縮は重たい課題である。

離職してしまったケアラーのkeroぴょんは、

地方自治体から支援してもらえない

 

母は最後まで在宅を叶えられるよう、

在宅医療介護を受けているが、

行政から手を差しのべられたわけではなく、

家族が頑張っているから成り立っている。

 

いま妻の特養を探しているが、

どこも人手不足でその基盤は危うい

収益を上げられるような事業ではなく、

東南アジアの人材で辛うじて、

人手を補っている施設も少なくない。

 

敢えて公約で謳わなくても、

現職ならすぐ実行すればいいわけだが、

公約からは具体的な中身がよくわからない。

 

まあ、隣の東京都のことなので、

keroぴょんが気を揉むことはない。

だが川崎、横浜、相模原は都に接しているので、

“東京都版介護職員昇給制度を構築”されると、

介護人材は給与の高い東京都に流れてしまい、

都県境エリアにある施設は、

ますます人手不足になるかもしれない……。

 

 

のちカエルkoroちゃん

 

製薬メーカーのコーワのキャラクターといえば、カエルのケロちゃんとコロちゃん。ケロちゃんは女の子、コロちゃんは男の子。先日、かゆみ止めを買ったら、何とコロちゃんがついてきた。

早速ショルダーバッグのストラップとして提げていたのだが、梅雨を謳歌したいのか、入手3日目で早くも脱走してしまった。いまごろどこかで、ケロケロっと鳴いていることだろう。

 

 

選挙期間のため、本来ならば56人分の認知症に関する公約を書かなければならない。ブログといえども、インターネットで繋がっているため、公衆送信権上はTVと同じ扱いになるのだが、keroぴょんとシンクロする部分だけを取り上げたと思っていただきたい。それに、全候補が認知症や介護を公約に打ち出しているわけではないので、悪しからず……。