今日は夏至。長い1日になりそうである。

昨晩はMaid in 神奈川県のワインを飲みながら、

一昨日見学した特養のメモを整理した。

 

その特養は実家からクルマで、

10分程度の場所にある

築35年ほどの古い施設である。

 

市の認知症疾患医療センターが置かれ、

若年性認知症コーディネーターがいる

病院グループが運営している特養だった。

隣接地には、その病院がある。

 

厚労省の六角形レーダーチャートでも、

5段階評価の5が5つ並ぶ特養で、

どんなところか気になっていた。

 

相談員さんの説明を聞き、

そのあと見学をさせていただいたが、

すれ違うスタッフさんは、

「こんにちは」の挨拶を欠かさない

 

 

昼食時にぶつかり申し訳なかったが、

配膳の様子食事の介助を見ることができた。

ただ、まじまじと見るわけにいかないので、

どんな介助をしていたかまでは分からなかった。

 

浴室は使用中だったので見られなかったが、

洗濯室を見せてくれた初めての施設となった。

コインランドリーのようなドラム型や、

家庭にあるような洗濯機がフル稼働中だった。

 

時間制限はあるものの、

面会に関しては居室で毎日でも良いという。

おまけに差し入れは当日食べ切る量なら、

本人に食べさせでもOKという。

ただ一緒に食べることはNGだとか。

 

にその施設の見学に行ったというと、

そこには行ったことがあるといわれた。

それどころかまだ存命なら、

知人が入所しているかもしれないという。

 

さらにその知人の方は地元の土地持ちで、

近くの有料高齢者施設を所有していたが、

その病院グループに運営を任せたのだという。

“地元あるある”かもしれない。

 

 

父の話を思い返しながら、

グラスに注いだのは、

2023 Bascat Bailey A Blancという

相模原市のKentokuワイナリー

2420円で買えるワイン。

同市内産のブドウでつくられている。

 

日本ワインを代表する赤ワイン用のブドウ、

マスカット・ベリーAの果汁を

醸造してつくられた白ワインは、

フレッシュなうえにフルーティで、

黒ブドウの皮由来の苦みを感じる。

想像以上に美味しいワインである。

 

冷えたワインを口に含みながら、

改めて世間は狭いと感じたが、

「いいかも」と思える特養でもあった。