keroぴょんの叔母は、
老人ホームに入居している。
叔父に先立たれ、子どもがいない。
姉である母は年齢的に保証人にはなれない。
だから保証人はkeroぴょんである。
叔母は自宅にたまに帰っていたが、
それは洋服の交換など一時的なもので、
認知症を発症してからは戻っていない。
叔母の自宅へは、
父と僕でチェックに行っていた。
90代の父は自らハンドルを握り、
様子見に行っていたが、
母が在宅医療を受けるようになってからは、
家を長時間空けづらくなったので、
専ら僕が月に1~2度足を運んでいる。
だから郵便物は転送をかけているのだが、
先日まさかの転送漏れが発覚した。
しかもそれは大事な公的な書類だった。
3週間ぶりで叔母宅へ草むしりに行くと、
雨で濡れ乾いたと思われるシミ付の
パリパリの封書が郵便受けに入っていた。
何の書類かといえば、
高額介護合算療養費の対象なので、
その申請に必要な書類だった。
同封の書類に必要事項を記入し、
役所の窓口に提出すれば、
自己負担額合計から基準額の差額を引いた
超過分の金額が戻って来るという。
⇩ ⇩ ⇩
重要な書類なので、
管轄の簡易郵便局に状態を見せたが、
本局で転送シールを貼り忘れたらしい。
それから2週間後、
記入済みの書類を携え、
役所の窓口で申請手続をしたが、
あまりうるさいことを言われず、
身分証明書を見せるだけで、
代理提出は無事に完了することができた。
妻の限度額適用の代理手続の場合、
窓口では受けつけてもらえなかったが、
所変わればあっさりといくもののようだ。