月1回の面会の週以外は、

若年性認知症で入院中の妻に、

写真入りのハガキを送っていることは、

このブログで何度か書いてきた。

 

郵便事情でかつてより到着が、

遅くなっているように感じるので、

週が変わったばかりの日曜か月曜に、

ハガキを作成し、投函するようにしている。

 

ハガキを受け取った妻は、

アルツハイマーの進行により、

自分では読むことができないので、

病棟のスタッフさんに読んでいただいている。

写真主体なので、

メッセージはさほど長くはない。

 

 

先週の面会後、

病棟のスタッフさんから、

ハガキを読んでいるときの

妻の様子を聞くことができた。

 

「奥様、目を細めて聞かれているんですよ。

 ときどき頷くこともあって……」

 

妻なりに待ちわびているみたいで、

病棟から出られない身にとっては、

世間との唯一の絆になっているのだろう。

 

だから1週たりとも、

何かにかまけ出し忘れるようなことは、

絶対にあってはならない

 

今週は薔薇をバックに写真を撮り、

ハガキにして妻宛てに投函した。

時節を感じてもらうことは、

何よりも大事なことだから……。

 

 

※今週は更新できない日が、出てくるかも

 しれません。悪しからず……。