妻はスマホ以前に、

ガラケーで躓くようになった。

スマホに興味はあったので予行演習を兼ね、

お古になった僕のiPadminiを渡したが、

「重い」「落とすと怖い」など理由をつけて、

使わず仕舞いのままになってしまった。

 

若年性認知症がまだ初期のころだったが、

ガラケーからも遠ざかってしまった。

 

妻と同じ若年性認知症の

現役世代の方の中には、

スマホ活用で忘れることを補い、

生活の工夫をされている方は少なくない。

 

 

厚労省の希望大使のひとり、

丹野智文さんの話を講演で聴いたとき、

スマホをフル活用し、

行動範囲を狭めないようにしていると、

話をしていたのが印象に残った。

 

丹野氏がよく使うスマホアプリのひとつは、

時計の目覚ましのアラーム機能だという。

またスケジュール管理やグーグルマップ、

乗換案内などを利用し、

外出の際はアラームで出掛ける時間が、

分かるように設定しているとか。

 

では“挫折した妻”との差異は何だろう?

それは診断される前から、

日常的に利用していた点にあると思った。

 

当事者が使うアプリ以外に、

家族とともに使えるアプリがある。

例えば認知症の人の買物を支援するものでは、

「KAERU(かえる)」というアプリがある。

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また当事者が行方不明になり、

探してほしいときに、

捜査協力してくれる人を結ぶ

「みまもりあい」というアプリもある。

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このほかにも探せば、

いろいろなアプリがあることだろう。

だがフリーアプリ等の中には、

認知症の人を惑わすものがある。

 

ページが遷移すると同時に、

画面いっぱいに表示される広告である。

期待したものと違ったものが表示されると、

認知症の人でなくても、

本来表示されるものを出現させるのに、

苦労をすることだろう。

 

メタの有名人広告などでも明らかだが、

IT系の「我良し」状態が目につく。

従来型の広告では、

遠慮されたようなものが展開され、

それを利用した企業が、

「成功者」のようにもてはやされたりする。

 

こういった広告を展開する企業や、

プラットホーム事業者には、

「認知症の人に優しくない企業」

レッテルを貼る時期なのかもしれない。

 

 

のちプリンプリン!

 

カルディで不思議なプリンを見つけました。メキシコ風ってどんな味でしょうか? テキーラ風味? アボガド味? サルサソース風味? 疑問は尽きないので、食べてみたところ、オレンジの香りがするプリンでした。ゼリーではないので、酸味はほとんどありませんでした。

 

 

スマホで、このブログをお読みいただいている方も多いことだろう。スマホで電車に乗る人や、決済に使っている人もいるだろう。昨日、そんなスマホがあるべきところになく、血の気が引いた。ショッピングセンターのトイレに入ったときに、傘に気を取られ、置きっぱなしにして出てしまったのだ。10分後くらいに気がつき、トイレに戻ったが、そこにはもうなかった。

総合案内所で尋ねてみると、5分ほど前に届けられていたという。寿命が縮みそうな思いをしたが、スマホの置き忘れにはご用心!

 


※明日5/22(水)はアメブロテーマでの更新になるかもしれません。