生きるとは、息をすることである。
吸って吐くという行為である。
吸うことで肺に取り込まれた酸素は、
血液等を通して体中の細胞に行き渡る。
細胞は活動時にエネルギーを燃焼し、
老廃物である水と二酸化酸素が発生させる。
吐くことで水蒸気と二酸化酸素が排出される。
この一連の動きのなかで、
細胞活動に関わるガス交換を内呼吸といい、
息をすることを外呼吸と呼ばれている。
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https://www.nhk.or.jp/kokokoza/seibutsukiso/assets/memo/memo_0000007774.pdf
人間の脳は、3~4分酸素供給が途絶えると、
脳細胞が損傷し、脳機能に障害が発生する。
原則、脳細胞は再生しないので障害が残る。
呼吸とは、これほどまでに重要なのだが、
呼吸法次第では、
認知症予防に繋がるかもしれないという。
深い呼吸にはリラックス効果があるが、
これによりストレスが軽減し、
ストレスホルモンの分泌が抑制され、
血流が改善されることにより、
脳への酸素や栄養供給が増加する。
どんな呼吸法が推奨されるのだろうか?
ひとつは腹式呼吸、
もうひとつは以前瞑想法として紹介した
マインドフルネス呼吸法である。
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血流が良くなると、
副交感神経も刺激され、
脳内のセロトニン等の濃度は高まり、
脳細胞も活性化される。
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効果③ 認知症の予防に期待です。
— 羽鳥慎一モーニングショー (@morningshow_tv) March 4, 2024
ロングブレスによって血流がよくなり、副交感神経が刺激されます。
脳内のセロトニンなどの濃度が高まり、脳神経細胞が活性化することで、認知症の予防が期待できるということです。 pic.twitter.com/NO4d7PAcN4
腹式呼吸をより効果的に高めた
呼吸法のひとつが、
美木良介のロングブレス呼吸法である。
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もうひとつが西野流から進化し、
丹田と足芯呼吸を加味した呼吸法、
由美かおるのブリージングである。
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両呼吸法ともイベントの際、
ご本人から基本形を教わったことがあるが、
73歳の由美かおるさんの
若々しさには驚かされた。
70代になってミニスカを再開し、
見事な美脚をいまも維持されている。
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呼吸法は認知症予防に繋がるだけでなく、
美容やダイエットにこそ効果が表れるので、
ぜひ腹式を元とした呼吸を心掛けてみよう。
浅い呼吸や睡眠時の無呼吸は、
逆に認知症のリスクを高めるので要注意!
※一般的用語としての「認知症予防」とは、“認知症に
ならない”という意味ではありません。
“認知症の発症を遅らせる”という意味で使われています。
また、認知症を発症した人の場合には、“症状の進行を
遅らせる”という意味で使われています。