生きるとは、息をすることである。

吸って吐くという行為である。

 

吸うことで肺に取り込まれた酸素は、

血液等を通して体中の細胞に行き渡る

細胞は活動時にエネルギーを燃焼し、

老廃物である水と二酸化酸素が発生させる。

吐くことで水蒸気と二酸化酸素が排出される。

 

この一連の動きのなかで、

細胞活動に関わるガス交換を内呼吸といい、

息をすることを外呼吸と呼ばれている。

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https://www.nhk.or.jp/kokokoza/seibutsukiso/assets/memo/memo_0000007774.pdf

 

人間の脳は、3~4分酸素供給が途絶えると、

脳細胞が損傷し、脳機能に障害が発生する。

原則、脳細胞は再生しないので障害が残る。

 

呼吸とは、これほどまでに重要なのだが、

呼吸法次第では、

認知症予防に繋がるかもしれないという。

 

 

深い呼吸にはリラックス効果があるが、

これによりストレスが軽減し、

ストレスホルモンの分泌が抑制され、

血流が改善されることにより、

脳への酸素や栄養供給が増加する。

 

どんな呼吸法が推奨されるのだろうか?

ひとつは腹式呼吸

もうひとつは以前瞑想法として紹介した

マインドフルネス呼吸法である。

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血流が良くなると、

副交感神経も刺激され、

脳内のセロトニン等の濃度は高まり、

脳細胞も活性化される。

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腹式呼吸をより効果的に高めた

呼吸法のひとつが、

美木良介ロングブレス呼吸法である。

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もうひとつが西野流から進化し、

丹田と足芯呼吸を加味した呼吸法、

由美かおるブリージングである。

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両呼吸法ともイベントの際、

ご本人から基本形を教わったことがあるが、

73歳の由美かおるさんの

若々しさには驚かされた。

70代になってミニスカを再開し、

見事な美脚をいまも維持されている。

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呼吸法は認知症予防に繋がるだけでなく、

美容やダイエットにこそ効果が表れるので、

ぜひ腹式を元とした呼吸を心掛けてみよう。

 

浅い呼吸や睡眠時の無呼吸は、

逆に認知症のリスクを高めるので要注意!

 

 

※一般的用語としての「認知症予防」とは、“認知症に

ならない”という意味ではありません。

“認知症の発症を遅らせる”という意味で使われています。

また、認知症を発症した人の場合には、“症状の進行を

遅らせる”という意味で使われています。