朝からしっかり雨が降っていたが、
こんな生憎の天気の日に限って、
年2回の家族会の遠出イベントと重なる。
昨年も雨降りのスタートだった。
妻が参加できていたころには、
野外行事で雨が降ることはなかったので、
涙雨なのかもしれないが、
雨に風まで混じり出したころに、
貸切りバスは県内の目的地に着いた。
広い敷地の野外施設だが、
ゲートから奥を覗くと、
申込時点では満開のはずだったソメイヨシノは、
開花すらしていない。
入園料が必要な施設なのだが、
精神障害者保健福祉手帳を所持している
認知症当事者と介助家族1名は無料となる。
それ以外は団体割引が適用されたが、
65歳を境に料金が変わってくる。
keroぴょんは65歳未満なので、
そのように申告したのだが、
なぜか配られた入園券には、
「シニア」の文字が印刷されていた。
▲早咲きのサクラと思ったら、ベニ
バスモモという李の花の一種でした
家族会のシニア率が高いのは否定できないが、
見た目でシニア扱いされると、
さすがにちょっと凹んでしまう。
シニアの誰かが若返り、
ニンマリしているかもしれない。
ほとんど人がいない園内を
ひと通り歩いてみたものの、
靴下の先のほうが冷たくなってきたので、
屋内施設へと避難することにした。
中に入るとライブラリーがあり、
その片隅に血管年齢測定器が置かれていた。
性別と年齢を入力し、
左指の人差し指をクリップに挟み測定開始。
すると「60秒ほどお待ちください」と、
ディスプレイに表示された。
測定が終わると脈拍数と血管偏差値、
さらに肝心の血管年齢が画面に出現した。
なんと、実年齢より7歳若い。
シニア入場券のリベンジができ、
雨天なのに晴れ晴れしい気分になった!