僕の周りには、

認知症の人のサポートや、

認知症の啓発活動をしている方が多い。

先日、とあるグループの勉強会に誘われ、

初めて参加をしてみることにした。

ボリューム感の高い内容で、

とても刺激を受ける内容だった。

 

そのグループでは、

認知症サポーター養成講座も行っているが、

今年に入ってからの活動一覧を

眺めていたら小学4年生への認サポがあった。

 

認知症サポーターキャラバンを主催する

全国キャラバン・メイト連絡協議会と、

地域共生政策自治体連携機構では、

認知症サポーター小学校養成講座副読本、

『認知症ってなあに?』を発行している。

 

 

副読本自体は見たことはないが、

これを用いての講座風景がネット上にあった。

10~12歳向けに開かれたものを

向学のためにチェックしてみたのだが、

ひと言でいえば“お勉強っぽい”印象を受けた。

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もう少しわかりやすくいうと、

医学的解説高齢化社会の説明への

ウエイトが大きいように感じる。

しかもそれが冒頭で行われるので、

本当に知ってほしいことが後回しとなる。

 

副読本に沿って行われているので、

そこからとっ外れることは難しいのだが、

認知症サポーターという

システムにこだわらなければ、

認知症への啓蒙活動は、

もっと身近なものとなるかもしれない。

 

例えば認知症関連の絵本の読み聞かせなど、

小学生低学年のころに経験していれば、

すんなりと認サポに入っていけるだろう。

 

昭和育ちの僕が、

戦争について書かれた児童書に触れたように、

認知症に触れた本と低学年で出会っていれば、

もっと自然に馴染めるような気がする。

ネット上の認知症関連の絵本紹介を見れば、

僕が言わんとすることが、

ご理解いただけるかもしれない……。

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ともあれ、勉強会に参加しなければ、

小学生向けの認知症の人への理解促進活動を

チェックすることはなかっただろう……。

 

 

のち赤ワインワイン!

 

2022 Uclés Finca la Estacada

(スペイン/カステーリャ・ラ・マンチャ)

 

6ヵ月の樽熟成されたテンプラニーリョ100%の赤ワイン。きめ細かい口当たりで、ブラックベリーやプラムのような香りがする凝縮感の高い1本だった。

 

 

小中学校のころ、鎌倉幕府の成立は1192年と教わったが、いまでは1185年になっているという。小学生向けの認知症サポーター講座では、脳の働きについて触れられている。

一部の医師・研究者の中では、脳ではなく腸の起因を疑う方が出始めているので、将来、歴史の教科書のように、記述が変更されるかもしれないと、ふと思ってしまった。仮説でしかないメカニズムより、絵本で描かれているケーススタディのほうが大切ではないだろうか?

 

(上の内容とは関係ありませんが、

このブログ、リブログさせていただきます。)

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