今回はちょっと長くなります……。

 

 

 

素朴な疑問なのだが、

アルツハイマー病はなぜ進行するのだろうか?

 

妻のように急速に進行する場合と、

活躍するオレンジ大使さんたちのように、

頑張れる方の違いは何なのだろうか?

 

そんな疑問のヒントになるかもしれない、

物質が存在している。カルシウムである。

アルツハイマーの原因を探るなかで、

カルシウムとの関係について、

研究がなされていることを知った。

 

アルツハイマー病のカルシウム仮説について、

研究論文を探す時間を端折り、

今回はChatGPTに教えを請うてみた。

 

ChatGPTによると、発症メカニズムにおいて、

カルシウムイオン(Ca2+)が、

重要な役割を果たすという仮説である。

どういう役割かというと、

脳内の神経伝達に関与しているという。

 

どう関与しているかといえば、

記憶や学習に重要な役割を果たしている

神経伝達物質・グルタミン酸があり、

神経細胞同士の通信の際に放出される。

神経細胞の周囲で過剰になることで、

神経細胞内に多量のCa2+が流入するのだという。

 

過剰なCa2+の流入は、

神経細胞の機能不全や変性

引き起こす可能性があるのだという。

 

またグルタミン酸の過剰な放出により、

神経細胞内のCa2+が増加し、

神経細胞のストレスを引き起こし、

神経細胞死の一因となる可能性もあるという。

 

このCa2+異常が、

アルツハイマー病の発症に関連していると見られ、

Ca2+の調整が治療法開発に

重要であると考えられているおり、

カルパイン阻害剤などの研究が現在行われている。

 

カルパインは、カルシウム依存性の蛋白質で、

この過剰発現は虚血、アルツハイマー病など、

急性および慢性の神経変性過程と密接に関連する。

 

またカルパインは、

アミロイドベータプラークの形成や蓄積に

関与している可能性があり、

カルパインがアミロイドベータタンパク質を

分解し、これが神経細胞の異常な堆積

引き起こす可能性があるのだという。

 

カルパインによる蛋白質分解は、

一般的に興奮性毒性化合物に誘引される

細胞死の後期経路で見られるため、

カルパイン阻害剤は、

神経損傷時の細胞死を緩和する

治療薬として期待されているのだという。

 

MCIからアルツハイマー型認知症への移行にも、

カルシウムが関係しているという、

我が国での研究がある。

血液中のカルシウム値の研究によると、

血清カルシウム値が正常範囲ながらも、

移行の際には数値が低くなるのだという。

 

 

ではカルシウムバランスが崩れる要因は、

一体何なのだろうか?

ChatGPTによると、要因は7つあるという。

 

①不適切な食事

②ビタミンD不足

③加齢

④過度なカフェイン摂取

⑤ストレス

⑥特定の薬物の使用

⑦運動不足

 

加齢とカルシウムの関係では、

骨密度が減少しやすくなることで、

骨・歯からのカルシウム放出が増加し、

骨粗鬆症にも繋がっていく。

 

過度なカフェイン摂取では、

尿から排出されカルシウム喪失に繋がる。

 

食事でのカルシウムは不足、

逆に摂り過ぎも問題となる。

乳製品、豆腐、葉野菜、堅果類、魚介類に

カルシウムは多く含まれ、

ビタミンDがその吸収を助ける。

 

ただ牛乳には注意をしたい。

飲みすぎると血中カルシウムが急増し、

骨や歯となる前に、

血管、神経、筋肉などに沈着してしまい、

カルシウム不足を起こし、骨から補おうとする。

 

血中のカルシウムが水晶体に沈着すると、

白内障を引き起こし、

細血管に沈着すると血液は流れにくくなり、

くも膜下出血などのリスクが高まる。

 

ChatGPTによりカルシウムが、

認知症の発症と進行に関わっているはわかった。

これまでこのブログでは、

腸脳相関や血管など循環器系の炎症など、

さまざまな要因をチェックしてきた。

カルシウムとこれらの要因との関連について、

今後、調べてみようと思っている。

 

 

    

のち🥔菊芋!

 

菊芋茶をときどき飲んでいます。イヌリンという食物繊維が豊富に含まれ、腸で善玉腸内菌の餌になるため腸活になります。また、カルシウムやマグネシウムとの相性が良いとのこと。そんなイヌリンを豊富に含む赤菊芋が200円前後で売られていたので、初めて買ってみました。

洗って食べやすくカットし、レンジの500Wで5~6分チン! ボールでバターと混ぜ、ツナの油漬け缶、そうめんつゆの余り、チューブのニンニク、白ごまと和えたら、はい、出来上がりです!! 簡単にできて、見た目よりもおいしいですよ。

 

 

ところで、ジョセフ・ティテルという米国人がいる。今年の予言をいろいろしているようだが、ババ・ヴァンガという1996年に亡くなったブルガリアの予言者を引き合いに出す形で、2024年に、アルツハイマー病患者を助ける「新しい治療法が発明される」という予言があるようだ。どんな類のものかわからないが、明るいニュースとなるならば期待をしたい。

 

※土曜日はブログ休載日ですが、明日は更新し、

2/11(月)はお休みします。