入院中の妻に代わって、

毎月支払いをするのは僕の役割である。

入院費、病院のレンタル用品代、

車椅子レンタル料、訪問歯科の診療費……。

 

口座引き落としだとラクだが、

ネットバンキングや、

振込用紙でのコンビニ支払いなど、

請求先により支払い方はマチマチである。

 

銀行の振込手数料は、

いまだに意味不明なのだが、

遠からずデジタル円に置き換わり、

銀行スルーの世の中になっていくのだろう。

 

コンビニでの支払いで、

5万円を超える金額の場合だが、

振込用紙の領収書部分に、

収入印紙の貼付が必要となる。

コンビニだと200円のことが多い。

 

だが、収入印紙を貼り忘れていることがある。

外国人の店員さんにはありがちだが、

日本人の店員さんだって当然の如く忘れる。

 

 

先日も5万円を超える支払いがあり、

近所のセブンイレブンへ振込用紙と、

チョッキリの金額を持参し支払いを済ませた。

その際も貼り忘れたままスタンプを押し、

領収書を渡そうとしたので指摘をした。

 

慌てた店員さんは、

店の控えのほうに貼ってしまい、

急いで剥がして領収書に貼り直したが、

うまく行かずセロテープで留めた。

 

領収書をもらう方の立場としては、

収入印紙にはこだわらないのだが、

インボイス制度がスタートし、

コンビニが貼り忘れた場合には、

脱税と見做されてしまうリスクが高くなった。

 

印紙不貼付過怠税というのがあり、

本来の納付額の3倍が課されるが、

故意でなければ減免となる。

それでも本来の額よりも、

余計に納付しなければならないらしい。

課徴されるのはコンビニ側になる。

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妻への請求を毎月支払うたびに、

5万円を超えるとドキドキしてしまう。

支払い金額の多さと印紙の両面で……。

 

 

のち赤ワインワイン!

 

2011 I.G.P.Toscana Solare [Capannelle]

(イタリア/トスカーナ)

 

ワインくじで当てた1万円を超えるワイン。ひとりで飲むのが勿体なく、ワイン好きの友人宅で一緒に飲んだ。評価できる人と飲むと、ひとりで飲むより世界が広がる。サンジョヴェーゼ主体で、地ブドウのマルヴァジア・ネラが使われているが、力強さとしなやかさを備えたシルキーな印象のワインだった。ヴィンテージは2011年だが、もう少し寝かせても大丈夫な印象を受けた。

 

 

ところで、勿体ないといえば、売れ残った恵方巻。コロナ前には、食品ロスの代表選手のように言われ、予約制のスーパーやコンビニまで登場した。今年は“そんなの関係ないッ”状態が復活!?  恵方巻と合わせた恵方飲みというお酒の飲み方まであるらしい。

いろいろな店を昨夕覗いてみたが、売り切れ間近の店舗がある一方、売れ残り必至のお店も少なくなかった。

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だがこういう状態は、今年が最後になるかもしれない。来年は米不足、食糧不足になる可能性が囁かれている。輸送力も不足状態となる。今年の恵方巻は、消える前のロウソクのような輝きなのかもしれない。自然が強制終了の決断を下す前に、消費型社会を改められるか……!?