TVで紹介された犬の話を今日はします。

 

 

フジテレビ系で1/17(水)の夜に放送された

『世界の何だコレ!?ミステリー』の初っ端で、

不思議な能力を持つ犬の話が紹介された。

 

この犬は殺処分になる寸前だったが、

神奈川・横須賀市の特別養護老人ホーム

「さくらの里山科」で飼われることになった。

名前を“文福”といい、

ホームに来た2014年当時で推定4歳だった。

いまは14歳になっている。

 

この文福が持つ不思議な能力とは、

事前に入居者の最期を察知することだった。

だがこのブログで紹介するのは、

そのことではなく、

文福が起こしたもうひとつの出来事となる。

 

 

10年ほど前、認知症の女性が、

この特養に入居してきたときの話となる。

 

この女性の認知症が進行しており、

自ら行動することや話をすることがなく、

息子さんのことすらわからない状態だった。

 

この特養は犬や猫が飼えるのが特色で、

最期は好きな犬に囲まれ過ごせるようにと、

ここを選んで入居をされたという。

 

入居翌日、職員の語り掛けにも無反応

そんな女性が塗り絵をしているところに、

文福が現れアピールをしているように見えた。

 

入居5日目、

女性が亡くなった飼い犬との写真を

見ていると文福が近寄ってきた

 

そんな文福に向かって、

それまで無反応だった女性が「タロー」と、

かつての飼い犬の名前で呼んだ

 

そして1週間後、

息子さんが面会に来たとき、

文福のことをタロー呼び

楽しそうに犬と遊ぶ姿を目にする。

 

そして1ヵ月後も経たないうちに女性は、

犬を “文福”と呼ぶようになっただけでなく、

面会に来た息子さんの名前まで呼んだという。

 

1ヵ月前とは比べ物にならないほど、

認知機能の回復を果たしていたのだ。

 

まさに究極のアニマルセラピーだが、

来週の火曜まではTVerで見られるので、

気になった方は下記からどうぞ……。

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