今日はスピリチュアルな話を

医学的にチェックしてみました。

いつもより長くなるので、

前もってお断りしておきます。

 

 

「考え方、自分の思いのバランスが取れなく

なったとき、どちらかというとマイナス寄り

になっていくと、難病とかになりやすい細胞

のつくりになっていきます。体内の活性酸素

がどんどん、どんどん増えていくんです。」

 

がんを含む難病のメカニズムについて、

スピリチュアル的に語った動画は、

上記のような内容で始まった。

 

さらに話は続いたが、

そのまま紹介すると長くなるので、

主旨を手短にまとめてみた。

 

思い方や考え方ので、

マイナス思考に傾いてしまうと、

体内の活性酸素が通常に比べ、

物凄い速度で生み出すようになっていく。

活性酸素が過剰に増えると、

エネルギー体である人間の遺伝子

損傷を受け、老化が進んでしまうらしい。

 

年末に見たYouTube動画で、

上記のことを話していたのは、

『神様がどうしても応援したくなる成功

する人の秘密』(自由国民社刊)

の著者・大澤美樹さんであるが、

大澤さんは“神様の声”の媒介者だという。

 

上で紹介した内容も、

“神様”から教えてもらったことのようだ。

 

 

難病にはいろいろあるが、

精神的な疾患もそれに含まれるだろう。

わが国の認知症看護の

礎を築いた元看護婦長さんから、

鬱から認知症になる

ケースがあると聞いたことがある。

 

僕の妻は若年性アルツハイマーと診断される

3~4年前に職場での出来事で、

鬱っぽくなってしまったことがあった。

ひとつの考えがぐるぐると巡り、

そこから離れられなくなってしまった。

さらに鬱傾向の少し前からすべての物事を

マイナスに捕らえる傾向が強くなっていた。

 

鬱と認知症との関連については、

医学的な報告が既になされている。

⇩  ⇩  ⇩

https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1140030276.pdf

 

さらに鬱と認知症で気になったのは、

若いころ鬱病にかかると、

アルツハイマー型認知症になる可能性が、

通常の3.76倍、初老期なら2.34倍高くなる、

という『Forbes JAPAN』の記事である。

⇩  ⇩  ⇩

 

活性酸素種(ROS)の関与により、

鬱が発現するメカニズムについては、

研究報告が精神医学の学会誌に載っていた。

⇩  ⇩  ⇩

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsbpjjpp/29/4/29_173/_pdf

 

ところでこのブログでは活性酸素は、

アルツハイマー病の3大要因のひとつと、

過去に何度か指摘をしている。

ちなみに3大要因は、

活性酸素(酸化)、炎症、低栄養となる。

酸化は体のサビであり、老化を意味する。

 

活性酸素による遺伝子の核酸への障害が、

様々な精神疾患と関係しているという

海外での分析・研究も存在している。

⇩  ⇩  ⇩

 

冒頭の動画の話に戻るが、

マイナス思考は活性酸素だけでなく、

ストレスの原因ともなり、炎症にもつながる。

 

さらに、腸内の酸化ストレスが、

脳腸相関を通じて鬱の進行に影響しており、

それを逆手に取った治療研究も示されている。

⇩  ⇩  ⇩

https://main.spsj.or.jp/koho/70t/70t_3.pdf

 

これらの医学的な研究から判断すると、

持続的なマイナス思考が鬱を生み、

アルツハイマー病の引き金となることは、

あながち荒唐無稽とはいえないと思われる。

 

不安、心配、不満不平、怒り・固執などの

後ろ向き思考は、

知らず知らずのうちにとなり、

病気というマイナスの出来事として、

自分に戻ってくるということなのだろう。

 

解りやすくまとめると、

継続的なマイナス思考➤ストレス➤活性酸素・炎症

➤細胞にダメージ➤老化促進(生体エネルギーの減少)

➤がん、鬱やアルツハイマー病などの難病発現

 

元の動画では主にがんについて話しているが、

前置きの挨拶が12分以上と長いので、

始まってから13~35分くらいを聞くと、

ここでは紹介していない

予防的な話も聞くことができる。

興味がある方はぜひ聞いていただきたい。

⇩  ⇩  ⇩