明けましておめでとうございます。
TVの音をオフにし窓を開けると、
除夜の鐘が聞こえてきます。
花火の音も聞こえたような気がします。
2024年もお越しいただき有難うございます。
初めての方はいらっしゃいませ。
妻の若年性認知症をきっかけに始めたブログです。
今年もよろしくお願い致します。
今日は昨年末の妻の様子の報告となります。
2週間前から月1回だけ、
若年性認知症の妻への面会がOKとなった。
予約制で平日最大3名まで、
15分間だが会うことができるようになった。
2023年最後の面会日、
しかも最終の時間帯に
妻のきょうだいたちが集うことになった。
いちばん下のきょうだいと会うのは、
なんと1年ぶりとなる。
面会スペースに到着すると、
妻の両脇にきょうだいが、
そして正面に僕が座ることになった。
僕の目からは、
きょうだい横並び状態に見えた。
妻が認識しやすいように、
ひとりひとりが名乗ってみたが、
話しかけてもあまり反応はなかった。
名前を呼んだときに、
一度だけ「はい」と答え、
続けて何かを言ったのだが、
残念ながら聞き取ることができなかった。
妻の頭越しできょうだいが話し出すと、
それまで静かだったフロアが、
急ににぎやかになり、
妻もその一部になっているように見えた。
栄養士さんに年末の挨拶をした際、
妻の食事の最新情報を尋ねてみた。
ムース食からソフト食へと変わり、
毎回完食しているという。
昨日は年越しそば、
今日からの三箇日は日替わりで一品ずつ、
病院ではおせちが振舞われることになる。
松の内に普通食へ戻れるだろうか……?