2024年度の介護保険改定で、
2割負担の対象拡大は、
2027年へと先送りになった。
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政治資金で自民党が揺れているのが、
「先送り」に影響を与えたのだろうか?
高齢者を敵に回しては、
選挙に勝てないと踏んだのだろうか?
いまは医療機関に入院している妻だが、
おそらく来年は退院後の居場所を
見つけなければならないだろう。
年内は特養を2ヵ所ほど見学した。
入院先の病院からは老健のほうが、
医療機関に環境が近いため、
そちらも視野に入れたほうが良いと、
提案を受けている。
まだ50代のためリハビリ面を考慮すると、
老健は個別リハビリでは魅力的に感じる。
ただ日々リハビリというわけではなく、
実際には週に2回程度、
1回20分ほどの個別リハビリのため、
それで機能回復が果たせるか疑問が残る。
特養か老健か迷うところだが、
老健は規定上、滞在期間が限られている点が、
終の居場所としてはデメリットになる。
2024年の介護保険改定では、
老健の利用者負担増の問題がある。
介護保険が適用されている老健の多床室料が、
全額自己負担になる可能性があった。
現在、特養と老健の利用者の負担額は、
老健が数万円高い程度であまり差がない。
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改訂の結果として、
2025年8月からは、月額8000円値上げとなる。
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だが将来、多床室料が全額自己負担になると、
月々の利用者負担が大きくなるため、
老健は長期滞在に向かなくなり、
特養へと促されることになるかもしれない。
妻の居場所は最初から特養のほうが、
制度変更に左右されず安心かもしれない。